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<ロシアW杯>得点王争いが絡む3位決定戦

7/13(金) 19:16配信

毎日新聞

 【サンクトペテルブルク(ロシア)大島祥平】サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会は第24日の14日、当地で午後5時(日本時間同11時)から3位決定戦を行い、ベルギーとイングランドが対戦する。15日にはモスクワのルジニキ競技場で午後6時(同16日午前0時)からフランス-クロアチアの決勝を行い、約1カ月に及んだ大会の幕を閉じる。

 不要論もささやかれる3位決定戦だが、今回は隣国の顔合わせに加え、イングランドのケーンとベルギーのルカクの得点王争いも絡んで、主力を投入して、プライドをかけた激しい戦いになりそうだ。1次リーグではベルギーが1-0で勝ったが、双方とも決勝トーナメント進出を決めていたため大幅にメンバーを変更していた。

 国際サッカー連盟(FIFA)のランキングはベルギーの3位に対し、イングランドは12位。対戦成績ではイングランドが15勝5分け2敗と大きくリードするが、今大会前の対戦は2012年にさかのぼる。ベルギーが勝てば1986年の4位を上回る最高成績となる。66年に優勝しているイングランドも3位は初めて。

 ベルギーの計14得点は、準決勝進出の4チーム中で最多。日本、ブラジルを破った高速のカウンターには威力がある。しかし、準決勝ではフランスにゴール前を固められて無得点に抑えられた。その反省をどう生かすか。

 イングランドはセットプレーが得点源で、FWからDFまでがゴールを奪っている。準決勝のクロアチア戦でも、敵陣深くで得たFKをDFトリッピアーが直接決めている。準々決勝のスウェーデン戦を除く5試合で失点しており、守備面にやや不安が残る。カウンターを得意とするベルギーに先制点を許すことになると、難しい展開になる。互いに3バックを基本としており、戦術の成熟度も差を生みそうだ。

 得点王争いは現在、ケーンが6ゴールでトップ、4ゴールのルカクが2位で追う。3位決定戦は点の取り合いになる傾向が強い。イングランド・プレミアリーグのトットナム(ケーン)とマンチェスター・ユナイテッド(ルカク)でも競い合う背番号9同士。最後の戦いをゴールで飾るのはどちらか。

最終更新:7/14(土) 7:31
毎日新聞