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新人王争い 6勝左腕がリード

7/13(金) 7:55配信

産経新聞

 プロ野球は前半戦を終え、セ・リーグは広島、パ・リーグは西武が首位で折り返した。今後ペナントレースの行方とともに注目されるのが、各チームで今季、頭角を現した選手の新人王争いだ。ここまで両リーグとも順調に勝ち星を重ねる先発投手が本命とみられるが、他の選手も今後の働きぶりによっては十分逆転可能な状況にある。 (プロ野球取材班)

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 ベイ東、2桁勝利へ太鼓判

 頭一つ抜きんでたのがDeNAの1位指名投手、東(あずま)(立命大)。身長170センチと小柄な左腕は、キレのいい直球を軸に先発でチームトップの6勝(4敗)を挙げ、ラミレス監督も「2桁勝利は間違いない」と太鼓判を押す。

 現在は抑えを務める中日のドラフト1位、鈴木博(ヤマハ)は39試合に救援登板し、15ホールド、3セーブ。ヤクルトの救援として活躍する2年目の中尾は勝ち運に恵まれ、38試合で6勝(3敗)。「先発の方に申し訳ない」と恐縮するが、新人王の大穴だ。

 野手ではDeNA2位指名の俊足外野手・神里(日本生命)がトップに3差と迫る14盗塁。2001年の赤星(阪神)以来となる新人王と盗塁王のダブル受賞を夢見る。

 巨人3位指名の捕手、大城(NTT西日本)は前半戦18試合で先発マスクをかぶり、小林を脅かす存在に浮上。同期で5位指名の田中俊(日立製作所)は俊足好打でアピールし、同じく新人王の資格を持つ2年目の吉川尚と二塁の定位置を争っている。

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 オリ田嶋 先発ローテ守る

 ここまで6勝(3敗)をマークし、新人王争いで一歩リードしているのがオリックスにドラフト1位で入団した田嶋(JR東日本)だ。本格左腕として開幕から先発ローテーションの一角を担った。他球団からは「直球には角度があって打ちづらい」と評価は高い一方、前半戦は好不調の波が激しかっただけに、安定感のある投球が求められそうだ。

 野手ではロッテのドラフト2位、藤岡裕(トヨタ自動車)が開幕から遊撃のレギュラーをつかみ、前半戦は全80試合に出場。大学時代(亜大)にドラフト指名から漏れた経験をバネにしてきた。「1年目から活躍したい」という開幕前の言葉通り、即戦力としてチームに溶け込んでいる。

 オリックス2年目の山本は150キロ超の直球が持ち味で、中継ぎで35試合に登板。楽天2年目の田中は交流戦から1番打者に定着し、打率・298をマークした。山本、田中はいずれも新人王の有資格者。後半戦の活躍次第では、タイトル争いに加わる可能性もありそうだ。

最終更新:7/13(金) 8:14
産経新聞

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