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<プロ野球球宴>松坂、2発被弾も納得の真っ向勝負

7/13(金) 21:43配信

毎日新聞

 ◇○全パ7-6全セ●(第1戦13日・京セラドーム大阪)

 「平成」最後のお祭りの舞台に、欠かすことのできない主役が戻ってきた。12年ぶりの球宴となった全セの先発・松坂。2本塁打を浴び1回5失点と大苦戦したが、それでも「怪物」の異名で時代を彩った右腕は、宣言通り真っ向勝負をみせた。

 ファンをわかせたのは一回、全パ・柳田との対決。2球目、外角の速球に柳田のバットが空を切ると球場は一気に熱を帯びる。さらに追い込んでからの6球目、再び外の速球を振らせて三振に仕留め「気持ち良かった」と余韻に浸った。もっとも、見せ場はここまで。その後、中田に死球を与えて森友に3ランを浴びる散々な内容に「見事に返り討ちにあった。パの打者のスイングはすごい」と感服した。

 今回はセ・リーグ先発投手部門で最多得票での選出だが、ファンのみならず、全パの各打者も憧れの「スーパースター」との対戦を心待ちにしていた。ここ数年で投球スタイルは大きく変化し、「直球勝負」と気合を見せながら「僕の真っすぐは動きますけど」とにやり。変化球のサインも事前に捕手と確認しながら、最後まで速球で攻め続けた。

 6月中旬に背中を痛め、この日がぶっつけ本番。完全復活への道のりは、まだ半ばだ。久しぶりのオールスターのマウンドはほろ苦かったが、「勝ち負けを考えず、バッターと純粋に勝負できる」。原点に戻れる夢舞台での投球を、今後の糧としていく。【角田直哉】

最終更新:7/14(土) 0:38
毎日新聞

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