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<都市対抗野球>NTT東 随所に「攻め抜く姿勢」

7/13(金) 22:28配信

毎日新聞

●東邦ガス 3-6 NTT東日本○

 横綱相撲ではなく、挑戦者として果敢に攻めて勝ちに行く。4本のアーチをかけて頂点をつかんだ昨年の決勝をほうふつとさせる3本塁打で打ち勝った東京都だが、その過程には随所に「攻め抜く姿勢」が表れた。

 一回、右前打で出塁した1番・下川が、いきなり仕掛けた。相手投手はしつこくけん制球を投げてきたが、「行く気満々だった」。警戒をかいくぐり、2番・丸山の3球目に二盗に成功した。2死後に、4番・喜納が低めの変化球に食らいついて中前に先制適時打を放つと、続く越前が左越え2ラン。この回3得点で一気に主導権を握り、下川は「積極的な姿勢で、チームを勢いづけることができた」と声を弾ませた。

 2点リードの六回2死三塁では、三塁走者の伊藤が無警戒の相手投手を見て、「試合を動かしてやろうと思った」と4球目に猛然とスタート。間一髪でアウトにはなったが、スタンドをどよめかせた。下川、伊藤の盗塁はいずれも各自の判断で果敢に挑戦したものだ。2人は「失敗して怒られるようなチームではないから思い切って行けた」と口をそろえる。事実、本盗に失敗した伊藤を、ダッグアウトの選手たちは「OK、OK」と笑顔で迎えた。

 「『積極的に仕掛ける』をテーマに大会に入った。それを実践してくれた」と飯塚監督。スローガンは昨年と同じ「アタック アンド チャレンジ」。今年も失敗を恐れず、攻めて攻めまくる。【平本泰章】

最終更新:7/13(金) 23:50
毎日新聞