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2年に1度の“もう1つのル・マン24時間”「ル・マンクラシック 2018」レポート

7/13(金) 21:28配信

Impress Watch

 7月6日~8日、フランスのサルテサーキットで2年に1度開催される“もう1つのル・マン24時間”「ル・マンクラシック 2018」が開催された。ル・マン24時間レースを主催するACO(西部自動車クラブ)と、クラシックカーレースなどを主催するピーターオートによって2002年にスタートして今回で9回目を迎え、2018年はル・マンでアルピーヌ優勝40周年、ポルシェ70周年、ジャガーのセレブレーションイヤーを祝う走行なども行なわれた。

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 年代ごとに6グリッドに分かれ、現在のル・マン24時間レースのコース(13.629km)で各グリッド43分のスプリントを3レース行ない、そのトータルでグリッドごとの優勝を決める。

年代別のグリッド

グリッド1:1923年~1939年
グリッド2:1949年~1956年
グリッド3:1957年~1961年
グリッド4:1962年~1965年
グリッド5:1966年~1971年
グリッド6:1972年~1981年

 今回で参戦5度目になる加藤仁氏は、「日本からマシンを搬送していた船のIT管理システムの問題が発生して、クルマはイギリスの港まで着いているのにル・マンに到着しなかったんです」と、当初グリッド4からアルピーヌ ルノー M63(1963年)で参戦予定だったが、グリッド6から友人らとアルピーヌ ルノー A210(1966年、52号車)で参戦。先発を務めた加藤氏は「あとは友に託します」と、参加して走り切った達成感のような喜びの表情と、友人の走行をクルーと見守るが姿が印象的だった(加藤組の3レースの総合結果は78台中の30位)。

 また、ル・マン24時間レースや日本でもおなじみのロイック・デュバル選手はグリッド5でアルピーヌ ルノー A443(1978年、45号車)で参戦し、23位だった。

■グループCレーシング

 同時開催されたグループCレーシングには44台のエントリー中39台が出場し、43分間(8周)でレースが行なわれた。5月にモナコで行なわれたヒストリックフォーミュラで日本人として初優勝を飾った久保田克昭氏は、日産自動車「R90CK」(1990年)で参戦。予選2番グリッドからスタートし、1周目でトップに浮上。その後も赤旗中断などあったが、トップをキープしながら走行。しかし、あと1周というところで優勝を目前に左リアタイヤがバーストしてスローダウン。ピットまで戻ったが、7周リタイアに終わってしまった。

 もう1台の日本車であるトヨタ自動車「85C」(1985年)で出場の国江仙嗣/伊藤俊哉組は、公道に出るテルトルルージュでオーバーランし、縁石にヒットして左前を損傷。右リアタイヤがバーストしてしまい、3周でリタイアした。

【お詫びと訂正】記事初出時、加藤仁氏の参戦マシンの表記に誤りがありました。お詫びして訂正させていただきます。

Car Watch,Satoshi NOMA/IMC

最終更新:7/17(火) 16:52
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