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【ウィンブルドン】車いす女子単・上地、生涯グランドスラムへ初戦突破

7/14(土) 5:32配信

スポーツ報知

◆テニス ウィンブルドン選手権第10日 ▽車いすの部女子シングルス1回戦 ○上地2(6―4、6―4)0バウス●(12日、ロンドン・オールイングランドクラブ)

 【12日=大和田佳世】車いすの部が開幕し、女子シングルス初優勝で4大大会全制覇を狙う上地結衣(24)=エイベックス=が初戦を突破した。女子シングルスでは、セリーナ・ウィリアムズ(36)=米国=が出産から10か月で“ママでもV”に王手。14日の決勝でアンゲリク・ケルバー(30)=ドイツ=と対戦する。

 上地が試行錯誤しながら初戦を突破した。ブレイク合戦の展開。第2セットから、球足が速い芝に備え練習してきたスライスを「ラリーの中で増やして」相手のタイミングをずらし主導権を握った。普段主体にするスピンとは車いすの向きも打点の位置も違う打ち方。「芝は年に1回。慣れるものではない。普段とは全く違う戦い方になる。毎年悩む」と言いながら冷静さが光った。

 聖地といわれるウィンブルドンだが戦いにくさもあり「あまり特別な意識はない」という。ダブルスは4連覇中も、実施3年目となるシングルスでは16年が1回戦、17年が準決勝で敗退。今年の全仏を含め4大大会6勝だが、唯一取れていないタイトルだ。「やりきって戦えたらいいかな」。キャリア(生涯)・グランドスラムに向け、自然体で臨む。

最終更新:7/14(土) 7:39
スポーツ報知