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名古屋市の方針を有識者会議が了承せず 22年の名古屋城復元完成に黄信号

7/13(金) 18:46配信

CBCテレビ

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 2022年の完成に黄色信号です。

 名古屋城の石垣整備について名古屋市が示した方針が、13日の有識者会議で了承されませんでした。

 このため、天守閣の木造復元に必要な文化庁の許可が、予定通り得られるか難しい状況です。

 天守閣の木造復元には文化庁の許可が必要で、名古屋市は7月に行われる見込みの文化庁の委員会で、市の基本計画について了承を得たうえで、10月の審議会で復元に向けた現状変更の許可を得る予定でした。

 名古屋市の基本計画には専門家が了承した、石垣の保全方針を盛り込む必要があり、市は13日の有識者会議で落石防止など、「来場者の安全を優先しながら取り組む」などと説明しました。

 しかし、専門家からは調査が不十分であることや、劣化している現在の石垣の危険性を指摘する声が相次ぎ、名古屋市の方針は了承されませんでした。

 「私たちの考え、評価とほぼ180度違う結論が、名古屋市の出してきた報告書に書いてある」(有識者会議石垣部会・千田嘉博委員)

 名古屋市は保全方針を修正したうえで、文化庁に基本計画を提出する考えですが、予定通り10月に現状変更の許可を得るのは難しい状況です。

 「問題点で出てきているので、このことは今すぐにでも(修正)できます。2022年12月に完成するというのは約束ですので」(河村名古屋市長)

 河村市長は、「工期に影響はない」としていますが、木造天守閣が予定通り完成するか、不透明な状況です。

最終更新:7/14(土) 0:43
CBCテレビ