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「操作性のいいクラブ」ってどんなクラブ? アベレージゴルファーには難しい? 改めてギアオタクが考えた

7/13(金) 18:30配信

みんなのゴルフダイジェスト

トップアマやプロゴルファーは飛距離ややさしさよりも操作性を重視したクラブ選びをするというのをよく聞くが、操作性の良いクラブというのは一体どんなクラブのことなのか、アベレージゴルファーには難しいのだろうか? 業界屈指のギアオタクでクラブフィッターの小倉勇人が考えた。

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みなさんこんにちは。店長の小倉です。今日はお客様とのやり取りからのお話です。先日、お客様とこんな会話になりました。

お客様:ドライバーを直進性が高くて曲がらないって評判のモデルに買い替えてさー、確かに曲がりは減ったけど、狙った方向に飛ばないんだよね~(笑)。

私:直進性が高いと言われるドライバーは、人によってはちょっと慣れが必要ですから。

お客様:シングルプレーヤーの友達に貸してって言われたから貸したんだけど、そしたら『僕には難しい』っていうんだよ。これってどういうことなの? ヘッドスピードは同じぐらいだから、スペックが合わないってことではなさそうなんだけど。

みなさんは「高い操作性」「操作性を重視した設計」などがキャッチコピーになっているクラブを見てどう思いますか? ほとんどの方が難しい、ハードという印象を持つと思います。私は個人的にすべての操作性の良いクラブがアスリートや上級者向けの難しいクラブというわけではないと思っています。

実際に私がフィッティングをさせて頂いた方で、一般的なアベレージゴルファーの腕前の方でもアスリートモデルと言われるクラブをお勧めしたケースは実は結構多いのです。

操作性は、文字通りスウィング中にヘッドがどれだけ意図してターンさせやすいかという部分を表しています。ヘッドがターンさせやすければ、それだけヘッドをコントロールしやすくなり、ボールを操りやすくなります。その反面、ちょっとしたイレギュラーな動きもヘッドに伝わりやすくなるため、意図しない弾道が出てしまうこともあります。

ヘッドを操作する技術を持っているゴルファーには扱いやすく感じ、操作する技術がない方には、悪い動きがそのままボールに伝わってしまうため、操作性の良いドライバーは上級者向きとされるのです。冒頭の話に出てきたお客様のお友達は、ヘッドを操作したいのに意図通りに動いてくれないヘッド性能を難しいと判断したのでしょう。

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