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球児、豪雨犠牲者に黙とう 高校野球岡山大会が開幕

7/13(金) 13:09配信

山陽新聞デジタル

 第100回全国高校野球選手権記念岡山大会は13日、59校が出場し、倉敷市のマスカットスタジアムで開幕した。県内に甚大な被害をもたらした西日本豪雨から1週間。球児たちは犠牲者や被災地への思いを胸に、全力プレーを誓った。

 同スタジアムで午前10時から開会式があり、前身の全国中等学校優勝野球大会に岡山勢として初出場した朝日(当時は岡山一中)など、夏の全国舞台を踏んだ歴代14校の選手たちが横断幕を持って入場。3季連続の甲子園を目指す前回王者の山陽、県内最古の歴史を持つ関西、実力校の創志学園、倉敷商など各校の選手が続き、スタンドの観客から盛んな拍手が送られた。

 整列後、西日本豪雨による犠牲者に黙とうがささげられた。倉敷市真備町地区の自宅が被災した山陽の井元将也主将(3年)が優勝旗を返還。県高野連の内田範政会長は「爽やかなプレーで被災者の皆さまを励ましてほしい」とあいさつ、作陽の橋本龍太主将(3年)が「被災者の方に勇気、感動を与えます。この素晴らしい高校野球が受け継がれていくよう大会を熱く盛り上げる」と力強く選手宣誓した。

 開会式に続き、開幕試合の朝日―津山工がプレーボール。昨秋の愛媛国体の馬術少年で、国体史上初となる3年連続2冠を達成した福岡珠緒選手(就実3年)が始球式を行った。

 大会は17日間(4日間の休養日を含む)。日程が順調に進めば、29日に晴れの代表校が決まる。