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台湾版「能代カップ」に明成と福岡第一が参戦。ライバル国と強化を図る

7/13(金) 18:07配信

バスケットボールキング

台湾の強豪校、U20、U18代表も参戦する大会に日本の高校が出場

 7月2日~6日にかけて、福岡第一高校と明成高校が台北市にて開催された松山盃(以下松山カップ)に出場した。この大会は台湾バスケットボール協会による招聘大会であり、全国大会で2連覇中の強豪、松山高級中学(※)が主管校となり、高校生の強化と交流を図る大会だ。

 台湾の学校は9月始まりため夏休みに入っており、この時期は秋からのリーグ戦に向けて、各地で強化大会が盛んに行われている。その中でもこの松山カップは、全国上位の高校や、チャイニーズ・タイペイU18代表やU20代表など8チームが参戦するレベルの高さを誇る。さながら台湾版『能代カップ』といえる大会だろう。2回目の今年は、U20代表が全勝優勝。以下、福岡第一、U18代表、明成の順位となり、日本から参戦した両校の奮闘が光った。

 また、両校は遠征中の7月2日に台北市にて開催された「FIBAワールドカップ1次予選」の日本対チャイニーズ・タイペイ戦を観戦。日本代表の活躍に刺激を受け、とくに明成のOBである八村塁の奮闘にはひときわ大きな声援を送っていた。

※高級中学(日本における高校に相当、以下、高中と略)

インターハイに向けたチーム作りの場となった福岡第一

 昨年もこの大会に出場して優勝を果たしている福岡第一。2年連続出場となる今大会は「インターハイに向けたシミュレーション」と井手口孝コーチは目的を語る。

 今年のインターハイはU18アジア選手権と日程が重なるために、代表選手はインターハイに出場することができない。エースである松崎裕樹と河村勇輝の代表選出が有力視されているために、今回は彼ら2名を外し、さらに負傷中のディアラ・イソフと古橋正義を治療に専念させ、選手層を厚くするために松山カップに挑んでいた。ライバルである明成には大黒柱のクベマジョセフ・スティーブが終盤に負傷したことで失速したのは反省点だが、ガードの小川麻斗を軸にU18代表に競り勝ち、2位の成績を収めたことは収穫だ。

「この大会では、チャイニーズ・タイペイのアグレッシブなバスケに触れ、インターハイで戦うメンバーを鍛えられたことが良かった。海外の大会に出ると、ご飯をしっかり食べたり、体調管理をしたり、挨拶ができるかといった人としてのファンダメンタルや、パスやドリブルが弱いといった不足する基本技術が目につきます。明成に負けたのはそういう部分。九州にいると、うちや大濠(福岡大附属大濠)が抜けているから見過ごしてしまうことばかりで、この大会で原点に戻ることができました」(井手口コーチ)

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