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「鹿島実」最後の夏に幕 北陵13―6鹿島実 高校野球佐賀大会第3日

7/13(金) 10:00配信

佐賀新聞

 同点で迎えた八回裏、北陵から2死を奪ったが満塁に。鹿島実の主戦井手隆永は、スコアボードの方向を振り返り深呼吸した。4番打者に投じた球は高めに浮き、三塁打に。その後も連打を浴びた。黒文字をオレンジで縁取った「Kajitsu」のユニホームで挑む最後の夏が終わった。

 鹿島実は中盤までリードしていたが、八回に7点を奪われコールド負け。西村秀範監督は「最後は地力の差が出てしまった」と話した。

 4月の学校再編で鹿島と統合されたが、「一緒にやってきた仲間と勝負したい」と単独での出場を決め、2、3年生17人で練習を重ねてきた。

 鹿島実最後の「1」を背負った井手は2年生。3年生は失策した時などいつも気遣ってくれた。「先輩のためにも」と強い気持ちで臨んだが、七回に急きょ再登板となったあとは、球が高く浮いてしまい、踏ん張りきれなかった。

 試合後のミーティングで西村監督は「いろいろな負けを見てきたが、きょうの負けは恥ずかしくない」とたたえ、「2年生はあと1年ある。甘さを捨て、きょうの勝負の厳しさを忘れずに」とハッパを掛けた。

最終更新:7/13(金) 10:00
佐賀新聞