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ブラッド・ケネディ ツアー3勝目を呼び込んだウェッジ4本セッティング

7/14(土) 16:56配信

夕刊フジ

 【勝者のワザ】セガサミーカップ優勝

 4打差を追いかけての最終日。ブラッド・ケネディは、2番でボギーを先行させたが、ここから9バーディーを奪う圧巻のゴルフで逆転優勝を果たした。実に5シーズンぶりのツアー3勝目であった。

 アジアンツアー、欧州ツアーを転戦した後、2011年から日本ツアーに定着した。コントロールされたフェードボールを持ち球に、ステディーなプレーを身上にしている。

 バッグには、4本のウェッジが入っている。PWと50度、54度、60度というセッティングである。130ヤードからグリーン周りのアプローチショットまでを厚くカバーしようという意図がうかがえる。

 「自分は、戦うために必要な飛距離は打ち出せるが、飛ばし屋というわけではない。スコアメークをしていくために自分のゴルフスタイルに適したクラブセッティングを考えたら、こうした組み合わせに落ち着いたんだ」

 アマチュアが参考にすべきは、ここである。さて、自分がどんなゴルフスタイルなのか、冷静に分析したことがあるだろうか。ショットに自信があり、レギュラーオンの確率が高いというタイプは極めて少数派で、グリーンを狙うショットでもおおむねグリーン周りまでいって、そこからどう寄せるかが勝負…というのがほとんどであろう。

 パー5ホールでは、第3打で100ヤード前後からのショットが多く、パー4ホール、パー3ホールでは、パーオンすることが少なく、グリーン周りのアプローチとパッティングでパーセーブしていければいい。そう考えているなら、あるいは分析できたなら、100ヤード前後からグリーン周りのショットにやさしく対応できるセッティングにすることをお勧めしたい。

 その際に、知っておかなければならないのはPWのロフトと飛距離。およそ45度前後であろうが、それをひとつの基準として、ロフトピッチを考えていくなら、加えるべきウェッジは50度、54度、58度の3本か。

 こうしたセッティングにすると14本を超えてしまうこともある。その場合は、ミスすることの多いクラブ(例えば3Wとかロングアイアン)を抜いてしまう。ゴルフが変わってくるに違いない。

 ■ブラッド・ケネディ(Brad Kennedy) 1974年6月18日生まれ。豪シドニー出身。父親がテニスコーチで幼少期はテニスをプレー。13歳からゴルフを始めた。94年プロ転向。豪州、アジア、欧州のツアーを転戦。豪州ツアーでは2010年に「ウエスタンオーストラリアオープン」で初優勝。日本ツアーには11年から本格参戦し、12年「ミズノオープン」で初勝利を挙げた。日本3勝、豪州4勝。趣味は釣り。身長180センチ。

最終更新:7/14(土) 16:56
夕刊フジ

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