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「橘翔大展望」整備完了 海山望む大パノラマ

7/14(土) 11:00配信

長崎新聞

 長崎県長崎市茂木町の「市民の森」で野鳥観察スポットとなっている展望所が、市民団体によって「橘翔(きっしょう)大展望」として新たに整備された。橘湾と山々で彩る大パノラマが楽しめる。展望所に向かう遊歩道もヒノキの木を使い、新設された。
 展望所は秋にアカハラダカ、早春にツルの渡来を観察できるスポットとして愛好家に親しまれてきた。だが、これまで展望所への道は未整備だったため、夏場には雑草などが生い茂り、通行が困難だったという。
 大自然の絶景を年間を通して市民に楽しんでもらおうと、森林保善団体「ながさき楽しみの森作り会」が市の許可を得た上で、国や県などの補助金を活用し、昨年9月に整備着手。約10人の会員が手作業で進め、6月末に完了した。
 橘翔大展望の名は橘湾の上を翔(かけ)る鳥をイメージして付けた。約250メートルの遊歩道の縁には、市民の森のヒノキの間伐材を使用。歩きやすいよう、市内の企業が無償提供したヒノキチップを敷き詰めてある。展望所は景色を遮る草木を取り除き、開放的な空間にした。
 10日に現地で完成披露式があり、関係者約20人が祝った。同会の蓑田清隆代表(61)は取材に「遊歩道には桜や広葉樹を植え、利用者が一年中楽しめるようにした。登山やドライブの休憩場として使ってもらいたい」と話した。

最終更新:7/15(日) 9:55
長崎新聞