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メガソーラー市規制条例 「適用」巡り真っ向対立―伊東

7/14(土) 15:43配信

伊豆新聞

 ■市「施行日過ぎた」、事業者「すでに着工」 司法、国の判断へ

 伊東市八幡野地区で東京都内の事業者が計画している大規模太陽光発電施設(メガソーラー)は、県の森林法の林地開発許可に続き、市が宅地造成等規制法(宅造法)の変更申請を許可したことで、着工への大きな法的要件がそろった。市は規制条例の対象になるとし、小野達也市長は着工に同意しないと明言。一方、事業者は条例は適用されないとし、主張は大きく食い違う。市の条例に法的拘束力がないことから、今後の動向は司法や国の判断に委ねられる可能性が大きい。

 八幡野のメガソーラー建設計画は当初、6月1日施行の市の条例の適用は日程的に難しいとされていた。事業者が提出した森林法と宅造法に基づく書類のデータに誤りが見つかったことなどで状況が一変し、確認作業を行う必要が生じた。県、市とも事業の許可は7月にずれ込んだ。条例は、太陽光パネル設置面積が1万2千平方メートル超の事業を市長は原則同意しないと定めている。八幡野の計画はこの基準を大きく上回っている。

 事業者は既に宅造法の許可済みであり、森林法に基づく伐採届を提出し、メンテナンス通路のための伐採も行っているとし、市の条例は適用されないとの立場を崩さない。市は宅造法の変更許可が出ていない時点での工事着手は違法であり、伐採届も調査用道路のためのもので事業着手したとは言えない、と主張は真っ向から対立する。宅造法変更許可の記者会見で、小野達也市長は事業者に条例順守を粘り強く指導していくと述べ、条例違反があった場合は経済産業省に報告し、事業の取り消しも含む指導を求めるとの考えを示した。

 【図表】メガソーラー規制条例が適用されるかどうかの両者の考え方

 【図表】八幡野のメガソーラー建設計画の主な経過

最終更新:7/14(土) 15:43
伊豆新聞

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