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大井川知事 県民と膝詰め茨城議論 大洗で初の対話集会

7/14(土) 4:00配信

茨城新聞クロスアイ

大井川和彦知事と県民が直接語り合う初めての対話集会「大井川知事と語ろう! 新しい茨城づくり」が13日、大洗町内で開かれた。大井川知事は町内の「曲がり松商店街」を視察後、同商店街の店主らでつくる活性化委員会のメンバーらと膝詰めで懇談。繁忙期の交通渋滞解消や那珂川の新橋設置を要望する意見のほか、増えるインバウンド(外国人観光客)対策を求める意見が出た。

対話集会は、地域の生の声を現場で聞いて施策に生かそうと、前知事時代の大人数集会形式から少人数の座談会形式にリニューアル。初回はアニメ「ガールズ&パンツァー(ガルパン)」で盛り上がる商店街を選んだ。本年度は県内各地で計5回開く予定。

割烹(かっぽう)旅館「肴屋本店」で開かれた集会で、曲がり松活性化委員会の山戸章弘委員長は、「100円商店街」や小学生向けの商店主体験など独自の取り組みを紹介。出席者から「近年の海離れで海水浴客が減少している」「イベント時は町内が大渋滞になる」「外国人が路線バスを使いやすくする対策を」「大洗の塩作りを進めている」などの意見や報告があった。

大井川知事は「いろいろな話を伺い、茨城発展のためのヒントをいただきたい」とあいさつ。「日帰りではなく宿泊してもらえるよう、夜や早朝のイベントが必要」と語り、県大洗水族館の夜間活用を検討していることを明らかにした。

集会前の視察では、大井川知事は「東日本大震災の風評で東京の外資系ホテルに茨城の日本酒が置いてもらえない」といった相談を親身に聞いていた。

終了後、山戸委員長は「めったに対話する機会がない知事に直接話を聞いてもらえて良かった。大渋滞を経験して再訪を諦める観光客もいる。県の協力で改善に期待したい」と話した。(黒崎哲夫)

茨城新聞社

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