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<プロ野球球宴>秋山、史上初の2年連続先頭打者アーチ

7/14(土) 0:44配信

毎日新聞

 ◇○全パ7-6全セ●(第1戦13日・京セラドーム大阪)

 今年の球宴の幕開けも、この男の一打からだった。全パは一回、秋山が右越えに先制ソロ。史上初となる2年連続での先頭打者アーチが、両チームで計5本塁打が飛び交う“祭り”の号砲だった。

 全セの先発は松坂。球場を包む異様な雰囲気に「落ち着かなかった」という。3球で追い込まれたが、ファウルで粘るうちに改善点を見つけた。「打つポイントを前に置いた」。9球目、内角低めにきた134キロのカットボールをすくい上げ、ライナーで右翼席最前列に運んだ。「いいポイントで打てたので今後も大事にしたい」と胸を張った。

 その後も各打者の豪快なフルスイングから次々と本塁打が生まれたが、秋山の一本は際立っていた。「フルスイングばかりしていたら、(いつものスイングが)戻らない。フルスイングする選手が望みなら、僕が選ばれることはない」と、求道者としてのプライドがのぞく。結果は残り2打席を凡退して賞を逃し「僕らしい」と自嘲的に振り返ったが、シーズン通りのアプローチで打席に臨み、華々しく放った一打は球史に刻まれた。

 西武勢の活躍は秋山にとどまらず、3ランを放った森友が最優秀選手を受賞するなど6選手で5打点をたたき出した。全パを指揮したソフトバンク・工藤監督も「西武打線はすごいなと思って見ていた」と苦笑い。8年ぶりに前半戦を首位で折り返した獅子の勢いは、後半戦も持続しそうな気配だ。【生野貴紀】

最終更新:7/14(土) 0:44
毎日新聞

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