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日テレが池上氏&カトパン囲い込み 午前の情報番組MCに起用熱望

7/14(土) 11:01配信

東スポWeb

“最強タッグ”再び!! 元NHKのジャーナリスト、池上彰氏(67)と元フジテレビのエースでフリーアナウンサーとなった“カトパン”こと加藤綾子(33)が、昨年に続き日本テレビの報道番組で共演することが本紙の取材でわかった。日テレといえば元NHKの看板、有働由美子アナ(49)の獲得に成功したばかり。なのにこれに飽き足らず、人気ナンバーワンのジャーナリストとフリーアナの“引き抜き”、そして“囲い込み”計画を一気に推し進めている。視聴率3冠王の維持に陰りが見え始めた日テレが、大勝負に出た。

 一昨年にフジテレビを退社した加藤アナのフリー転身後、初めての他局番組のMCということで話題になったのが、昨年6月にゴールデンタイムで2時間にわたって放送された特番「池上彰が教えたい! 実は…のハナシ。」だ。

 この特番について、ある制作関係者は「視聴率は10・1%。日テレ的には、報道番組の新しいスタイルとして期待しているんです」と話していたが、2人のスケジュールが合わなかったせいなのか、それ以来放送されていない。

 ところが、1年以上たってようやく8月9日に第2弾が放送されることが決まった。

「池上氏は前回の番組終了後から『今回で終わり…』とスタッフに散々クギを刺していたんです。それでも、1回目に手応えを感じたスタッフが熱意をもって池上氏にお願いし、ようやく第2弾が決まりました」(同制作関係者)

 昨年の「実は…のハナシ。」では北朝鮮問題や東京五輪でのテロ対策、インターネットのサイバー戦争や軍事産業の現状などを特集していた。

「今回も北朝鮮とトランプ大統領、サッカーW杯の総括、さらに2020年の東京五輪など話題は豊富なんです。ワイドショー的な作りになるようですが、実は日テレがあることをシミュレーションしているのです」と内情を明かすのは、某放送作家だ。

 いったい日テレは何のシミュレーションをしようとしているのか? それはズバリ、池上氏&加藤アナの情報番組への“引き抜き”だ。

 年間、年度でともに昨年まで4年連続3冠王と視聴率争いでトップをひた走る日テレだが、今年に入ってほころびが見えてきた。

「日テレの視聴率の全日帯(6~24時)がテレ朝に並ばれるなど、ピンチを迎えています。特に午前の情報番組は、テレ朝の後塵を拝すこともあり『スッキリ』は来年3月での打ち切りがささやかれるほど…。テコ入れのために、午前の情報番組のMCに池上氏と加藤を起用したいと上層部は本気で考えているのです」とは、日テレの編成関係者。

 本紙でも既報した通り、10月から夜の報道番組「NEWS ZERO」では、メインキャスターに有働アナの就任が決定している。

「夜の方は一段落ついたので、今度は、午前帯の再建に注力しているのです」(同編成関係者)

 池上氏は選挙特番を放送しているテレビ東京やテレ朝、加藤アナもフリーになったとはいえ、まだフジテレビのイメージが強い。有働アナに加えて、その2人を“引き抜いて”一気に「日テレの顔」にしようというのが、今回の大勝負プランなのだ。

 日テレはこれまでテレビ界一と言っていいほど“渋チン”で知られているが、今回ばかりはそうではない。

「出演するのが帯番組だった場合、池上氏は1本80万円以上、カトパンは30万~50万円ほど用意しているようです。確かにフジテレビだったらこの2~3倍は出すでしょうが、日テレにしては大奮発です。ここまでするのも、大久保(好男)社長の言いつけだからともっぱらです。それだけ本気だということですよ」と日テレ関係者。

 民放全局が狙っていた有働アナに加えて、池上氏、加藤アナを帯番組で“囲い込み”できれば、スケジュール的にも他局は人気者の2人を使いづらくなる。

 そのダメージは計り知れないほど大きく、日テレの視聴率トップの座はしばらく安泰だろう。果たして思惑通りにコトは運ぶのか!?

最終更新:7/14(土) 11:04
東スポWeb