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伊勢現代美術館で書家の小林勇輝さんの作品展 15日にアートライブも /三重

7/14(土) 14:47配信

みんなの経済新聞ネットワーク

 「伊勢志摩サミット」で使用されたカップ&ソーサーのデザインを担当した書家の小林勇輝さんの作品展「言葉の結晶」が7月12日から、伊勢現代美術館(南伊勢町、TEL 0599-66-1138)で開かれている。(伊勢志摩経済新聞)

【その他の画像】伊勢現代美術館で小林勇輝さんの作品展

 佐賀県出身で現在名古屋市を拠点に活動する小林さんは、2016年に行われた「伊勢志摩サミット」の初日の配偶者プログラムで使用された平和祈願のカップ&ソーサーのデザインを担当した。6歳から書に親しみ、2005年に書いた詩が偶然「翼」になったことから詩と書とカタチが三位一体となる作品を創造する。応募作品が3万2000点以上ある日本最大の書道展「毎日書道展」の部門別最高賞の「毎日賞」を昨年と今年の2年連続受賞する。現在伊勢神宮内宮(ないくう)前の「茶房 山中」(伊勢市宇治今在家町、TEL 0596-23-5557)でも個展を開いている(8月30日まで)。

 カップ&ソーサーには、小林さんの詩「生キトシ 生ケルモノガ 幸セデ 在リマスヨウニ」の文字が「折り鶴」の形になった作品をモチーフに、高級食器「ナルミ」(愛知県名古屋市)の製品を作る三重ナルミ(志摩市磯部町)が製作した。ソーサーには8羽の折り鶴が手をつないでいるようなデザインに仕上げた。

 同展では「伊勢志摩サミット」で使われたカップ&ソーサーのデザインの元となった作品や「毎日賞」を受賞した同作と同じ字の作品2点、クジラやウマ、キリンをモチーフにした作品など24点を展示する。同15日には書と音のアートライブも行う。

 小林さんは「『生きている』ということをテーマに、高い天井と白い壁のある伊勢現代美術館の展示スペースを生かした展示になった。真ん中のインスタレーションは中に入ってもらって生きていること感じてもらえれば。アートライブは波をイメージして作ったBURDOCKS(バーダックス)のオリジナル曲に合わせて、僕が波から感じた生命エネルギーを言葉に変換し、波のカタチを表現できれば。一度限りのライブなので多くの人に見ていただければ」と話す。

 開館時間は10時~17時。火曜・水曜休館。入館料は、一般=700円、中・高・大学生=500円、小学生無料。アートライブは14時~(イベントチャージ料=800円)。10月8日まで。

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