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アンダーソン「普通の試合や戦術の域を超えている」。6時間半死闘を乗り越え、初のウィンブルドン決勝へ[ウィンブルドン]

7/14(土) 12:00配信

THE TENNIS DAILY

7月13日、「ウィンブルドン」(イギリス・ロンドン/7月2~15日/芝コート)大会11日目。男子シングルス準決勝で第8シードのケビン・アンダーソン(南アフリカ)が第9シードのジョン・イズナー(アメリカ)に7-6(6)、6(5)-7、6(9)-7、6-4、26-24とフルセット死闘の末勝利。試合時間は6時間36分にも及び、これは今大会最長はもちろんグランドスラムの歴史の中でも2番目に長い試合となった。

【トーナメント表】ウィンブルドン2018 男子シングルス

「本当に消耗戦だった」。南アフリカ勢として97年ぶりの「ウィンブルドン」決勝進出を決めたアンダーソンは、試合後にそう語った。続けて「普通のテニスの試合や戦術の域を超えている。どっちが相手よりも長く持ちこたえられるかの勝負だ。だけど僕がウィンブルドン決勝に進出した。夢が半分叶った」と話した。

「今日の試合をなぜ乗り切れたのか分からないが、勝とうとする意思、頑張り続けようとする意思だけだったと思う」「ジョンとはタフな試合になるのはわかっていた...最初から最後まで互角の戦いだった」とアンダーソンは振り返る。

アンダーソンは第3セットでサービング・フォー・ザ・セットを迎えたが、セットを落とした。長試合となった一つの要因とも思われる第3セットについてアンダーソンは「第3セットのサービング・フォー・ザ・セットで、明らかにいくつかチャンスがあると感じていた。(第3セットの)タイブレークでも、セットポイントを握ったのに、ダブルフォルトをおかしてしまった。ジョンがいくつかすごいプレーをした」「あのダブルフォルトは、僕のサービスに対してジョンがとても攻撃的に返してくるのを感じていて、もっといいサービスを打つしかないと感じたせいでもあったと思う」と話した。

そして「6時間以上コートにいる状況で第5セットに入るのは、本当に身体にとってきつい。前に進み続けようとするのみだ。とにかく戦い続けるために、精一杯やった。そのことをとても誇りに思う。幸い、勝利する方法を見つけることができた」とアンダーソンは語った。

一方で「散々な気分だ」と死闘の末敗れたイズナーは語る。また「左の踵が痛くてたまらない。右足にはひどいマメができている。普段はもっと元気だ。2~3日かあるいはもう少し休んで、元気になって完全に治すよう努めるよ」と話し、その様子からもどれだけ過酷な試合だったかが伝わってくる。

そしてイズナーはアンダーソンについて「ケビンには脱帽だ。最後まで素晴らしいテニスを続け、すごくいいプレーをした。ケビンにとっていい勝利だった。実力で勝ち取ったんだ」「ケビンは第5セットですごくいいプレーをしたと思う。僕にはあまりチャンスがなかった」と語った。

(テニスデイリー編集部)

※写真は健闘を称えあうアンダーソン(右)とイズナー(左)
(Photo by TPN/Getty Images)

(c)テニスデイリー

最終更新:7/14(土) 12:00
THE TENNIS DAILY

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