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京都・西山のチョウ標本寄贈 地元男性、オオムラサキなど49匹

7/14(土) 11:29配信

京都新聞

 西山の麓に位置する西代里山公園(京都府長岡京市奥海印寺)の管理棟に、地元の男性がこのほど、西山一帯で採集したチョウの標本を寄贈した。オオムラサキやミヤマカラスアゲハなど、個性豊かな面々が色鮮やかに並び、男性は「すぐそばにある豊かな自然への入り口になれば」と思いを込めている。
 吉田豊さん(60)=同市奥海印寺。長法寺小5年の時、友人の影響でチョウの採集を始めた。西山の林道伝いにチョウを探し、標本の作り方を見よう見まねで身につけた。子どもが小学生になった30代の頃には、休日のたびに網を持って西山へ入った。
 今回寄贈したのは、8年前に捕まえたオオムラサキや、温暖化の影響で生息域を広げるイシガケチョウなど、近年、単身赴任先から帰省する度に、西山一帯で採集を重ねたチョウ計49匹と、クワガタなどの標本。雌雄や季節によって体色が変化するミヤマカラスアゲハも並んでいる。
 定年退職で今年1月に地元へ帰ってきた吉田さん。「チョウの生息状況を通じて、ふるさとの自然の変化へ目を凝らしていきたい」と話している。

最終更新:7/14(土) 11:29
京都新聞