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池永さんの始球式、恩師がお膳立て「やっぱり良い投手」

7/14(土) 8:13配信

朝日新聞デジタル

 選抜大会で優勝、選手権大会で準優勝を果たした下関商(山口)の当時のエース、池永正明さん(71)が再び、高校野球のマウンドに登った始球式。バックネット裏には、かつての教え子を見守る恩師の姿があった。

【写真】池永さんの始球式を見守る恩師の内山寿雄さん=13日午後1時28分、山口市の山口マツダ西京

 内山寿雄さん(82)。中学校では3年間、池永さんを担任し、野球部の監督としても指導した。高校、プロと大活躍を続けた自慢の教え子はしかし、「黒い霧事件」と呼ばれる野球賭博事件に関わったとして、プロ野球界から永久追放の処分を受ける。

 「そんな男じゃない」。内山さんは池永さんの復権を求めて署名を集め、支え続けた。始球式をお膳立てしたのも内山さんだ。県高校野球連盟に求められて、池永さんに投球を打診して、快諾を得た。

 この日、大きなフォームから池永さんが投じた直球は、ノーバウンドで捕手のミットに収まった。内山さんは「想像以上の投球だった。やっぱり良い投手。並じゃない感覚を持っている」と笑みを浮かべた。(藤牧幸一、藤野隆晃)

朝日新聞社

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