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石巻の新複合文化施設、開館は21年3月ごろ

7/14(土) 14:35配信

河北新報

 宮城県石巻市は13日、新たな文化芸術拠点として整備する複合文化施設の設計内容を公表した。1、2階合わせ1250席の大ホールと300席の小ホールを設置し、市民ギャラリーや研修室、アトリエを備える。2021年3月ごろの開館を目指す。

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 東日本大震災で全壊した石巻文化センターと市民会館に代わる施設として、同市開成地区の市有地に建設する。地上4階で最も高い部分は36メートル。延べ床面積は1万3270平方メートル。施設本体の予定価格は66億4500万円。

 大ホールは2階席をカーテンで仕切り、中ホールとしても利用でき、小ホールと合わせ音楽や演劇の公演会場として使用する。常設と企画の各展示室を設け、博物館の機能を持たせる。

 外観は、三角屋根の古民家が立ち並ぶ昭和初期の風景をイメージした。入り口に約200メートルの開放的な共有ロビーを設け、多様な文化活動や交流を促す。バリアフリーや積極的な緑化にも取り組む方針。

 市は13日、新施設の入札を公告した。入札は2社による共同企業体方式が条件。落札者の選定は8月20日に行う予定。市議会9月定例会の議決を経て着工し、20年12月の完成を見込む。

 市教委複合文化施設開設準備室の佐々木淳室長は「複合文化施設は新しい石巻のシンボルとなる。ハード面は先が見えた。運営体制などソフト面の構築に力を入れたい」と話した。

最終更新:7/14(土) 14:35
河北新報