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6連続バーディ、永井花奈が「攻め続ける」理由は“あの日”のリベンジ

7/14(土) 18:20配信

ゴルフ情報ALBA.Net

<サマンサタバサ ガールズコレクション・レディース 2日目◇14日◇イーグルポイントゴルフクラブ(6,588ヤード・パー72)>

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前週の「ニッポンハムレディスクラシック」で初日を2位発進としながら、2日目に「76」と崩れた永井花奈。最終的に17位タイで終えた大会の借りを返すべく、今週は2日目に「67」のビッグスコアをマークし、首位と2打差のトータル7アンダー・8位タイで最終日を迎える。

永井にはある思いがあった。「バーディを取り続ける」意識を強く持つこと。先週のこともあるが、永井は4月の「ヤマハレディース」でも首位発進を決めながら、決勝ラウンドでスコアを落として5位タイに終わった。「サイバーエージェントレディス」でも首位発進から最終日にスコアを崩して3位タイ。返したい借りが今年だけでいくつもあるのだが、そこから生まれた結論は、「バーディへの執着」だった。

この日の出だし1番でバーディを奪うと、7番ではボギーをたたくが、そこから火がついた。「高校生のときの大会で7連続というのはありますが、プロになってからは初めてです」と、8番から13番まで6連続バーディ。「とにかく、いいときは気持ちを抑えることなく、余計なことを考えずにバーディを取ることだけを考えていました」と一気に優勝争いに浮上した。ところが14番では「ティショットが打ちにくくて、逃げに入ったかも」と、一瞬だけ弱気になりかけダブルボギーとしたが、そこからも気持ちを切らさなかった。

「上がりの2ホールでバーディを取れば、明日、まだまだいい位置でいける」と、17番はパーとしたが、最終ホールでは15メートルをねじ込んで、踏みとどまった。「狙っていました」という永井だが、そんな強気な姿勢の裏には、本大会タッグを組む小畑貴宏氏からのげきがあった。「小畑さんからプレッシャーをかけられているんです。『あと何個バーディを取れるのか』と。それを乗り越えないといけないと思って、強い気持ちで行きました」と、手綱を緩めることはなかった。

小畑氏といえば、上田桃子、成田美寿々、鈴木愛、渡邉彩香といった選手のバッグを担ぎ、勝ちパターンを知り尽くしている。永井と初めてのタッグはヤマハレディース。そんな小畑氏との初タッグを悔しい結果に終わらせてしまったことは、もう過去のこと。「明日はいくしかない」と、幼さの残る笑顔から表情を引き締めた永井。リベンジを果たし、ツアー2勝目を是が非でも手にしたい。(文・高桑均)

(撮影:佐々木啓)<ゴルフ情報ALBA.Net>