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折り鶴を敷き詰め、絵に 30年以上制作の杉江さん作品展

7/14(土) 8:04配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 自閉症と知的障害がある杉江孝之さん(51)=静岡市葵区=が、折り鶴を敷き詰めて描いた貼り絵作品の展示会が31日まで、焼津市一色の特別養護老人ホームあおい荘で開かれている。入場無料。

 杉江さんは情緒安定のために30年以上折り鶴を作り続けていて、13年ほど前から折り鶴による貼り絵の制作を始めた。5センチ四方の色紙で折った鶴約9万羽を使いこれまでに制作した30点のうち、20点を展示している。色鮮やかなサクラを描いた「春満開」や、広島の原爆ドームを表現した作品など、どれも丁寧に仕上げられていて、来場者がじっくりと見つめている。

 12日には杉江さんが来場し、会場にいた明星保育園の園児の前で折り鶴の制作を実演した。ともに来場した母親の五十鈴さん(75)は「作品を見てもらい、褒めてもらうことで表情が明るくなり、対話も増えた。息子は今も成長していると感じる」と話した。

静岡新聞社