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GS史上2番目の長丁場を戦った両選手、最終セットのルール変更求める

7/14(土) 11:22配信

AFP=時事

【AFP=時事】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2018)の男子シングルス準決勝で、四大大会(グランドスラム)史上2番目に長い6時間36分の死闘を演じたケビン・アンダーソン(Kevin Anderson、南アフリカ)とジョン・イズナー(John Isner、米国)は、メジャー大会の主催者に対して最終セットのゲーム数に上限を設けることを求めた。

【写真】勝利を喜ぶアンダーソン(その他全13枚)

 13日に行われた準決勝では、大会第8シードのアンダーソンが7-6(8-6)、6-7(5-7)、6-7(9-11)、6-4、26-24で第9シードのイズナーに勝利したが、最終セットはあと5分で3時間に到達するほどの長丁場となった。

 現在32歳のアンダーソンは男子南ア勢として97年ぶりにウィンブルドンの決勝に進出したものの、ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)とラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)の勝者と対戦する15日の決勝までに、悲鳴を上げている体を休める時間はほとんどない。そのためグランドスラムの大会主催者に対し、試合がフルセットに及んだ場合、体の負担を軽減するために最終セットはゲームカウント6-6でタイブレークを導入するなどのルール変更を検討するように提言した。

 今大会では延べ21時間以上もコートでプレーしているアンダーソンは、「これがグランドスラムを変革するきっかけになることを望んでいる。試合時間の長さに関してだ。この問題が検討されることを本当に期待している。なぜなら、結果に対して心から喜べないからだ」と訴えた。

 ウィンブルドン通算8勝を誇るロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)との準々決勝でもフルセットにもつれ、最終セットを13-11で制したアンダーソンはまた、「あのコンディションでプレーするのは、お互いに本当に厳しかった。。引き分けのような気分だが、どちらかが勝たなければならない。今は決勝に備えて、できる限り体を回復させなければ」と話した。

 一方のイズナーは、2010年大会の1回戦でグランドスラム史上最長記録の試合を戦った経験があり、このときは3日間合計11時間5分という長時間の末にフランスのニコラ・マウー(Nicolas Mahut)に勝利。その経験からアンダーソンの意見に賛成し、グランドスラムは全米オープンテニス(US Open Tennis Championships)と足並みをそろえ、最終セットにタイブレークを導入するべきだと主張した。

 自身初のグランドスラム決勝を目指して41回目の戦いに挑んでいた33歳のイズナーは、「僕もケビンに同意する。個人的にはゲームカウント12-12が妥当なところだと思う。12-12まで決着がつかなければ、そこでタイブレークに突入する。それくらいが限界だろう。ラファとジョコビッチは、今夜中に試合を終えられるのかな? コートに出たのは午後8時15分くらいだった。僕らも7時間近くプレーしていたし、これは厳しい」とコメントした。【翻訳編集】 AFPBB News

最終更新:7/14(土) 15:49
AFP=時事

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