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<スイカ>ゴジラのたまご、ピラミッド…出荷ピーク 北海道

7/14(土) 8:58配信

毎日新聞

 ゴジラのたまごに、おつきさま、そしてピラミッド。北海道月形町でユニークな名前の付いたスイカが出荷のピークを迎えている。同町札比内の農家、柳彰憲さん(56)が手がけており、「今年は天候に恵まれず日照不足に悩まされたが、立派に育った」と話している。

 「ゴジラのたまご」はラグビーボールくらいの大きさで、卵から生まれたゴジラが逃げないように木箱に入れて出荷。「おつきさま」は表面が真っ黒、果肉は黄色で甘い。三角すい容器に入れて育てたピラミッドは観賞用で、砂漠をイメージして砂とラクダと一緒に箱詰めする。月形町の代表的な品種である「ダイナマイト」もあり、真っ黒な皮は爆弾を思い起こさせる。収穫は8月上旬まで。

 農家3代目の柳さんは米とメロン作りが中心だったが、周辺の農家もメロン栽培に力を入れてきたことから、「他にない作物で差別化を図りたい」とスイカに転換。手探りで品種改良に取り組み、おいしさを追求してきた。同時に「消費者にアピールできるネーミングを」と遊び心も加わった。

 現在は30棟のハウスでスイカを育て、7ヘクタールの水田もある。見た目は普通のしま模様の大玉だが球を割ると種も赤い新品種づくりに挑戦中。「名前は『種赤し』と決めているが、なかなか思い通りのものができず時間がかかりそう」と、これからも根気強く品種改良に取り組んでいく。【千々部一好】

最終更新:7/14(土) 8:58
毎日新聞