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銚子商・久保形、公式戦1号が満弾!“黒潮打線”コールド発進/東千葉

7/14(土) 7:00配信

サンケイスポーツ

 第100回全国高校野球選手権大会東千葉大会(13日、千葉ほか)第100回全国高校野球選手権大会(8月5日開幕、甲子園)への出場を懸けた地方大会は13日、岡山などが開幕して33大会で試合が行われた。東千葉大会2回戦では、銚子商が8-0で柏井に七回コールド勝ち。久保形明絃(くぼがた・あいと)内野手(2年)が公式戦初本塁打となる満塁アーチを放ち、古豪を白星発進に導いた。北神奈川大会2回戦では法政二が海老名に4-6で敗れ、初戦敗退。日大三は西東京3回戦で杉並に7-4で逆転勝ち。中村奎太投手(3年)が投打で活躍した。

 じりじりとした日差し。ぱたぱたとうちわを仰ぐ手。気温30度を超える真夏日に、伝統の“黒潮打線”が40年の時を超えて輝きを放った。

 「(スタンドまで)いくと思っていなかった。『一度はホームランを打ってみたい』と話していたけれど、本当になりました」

 二回、7番・久保形が左越えにアーチを掛けた。父が見守る前での公式戦初本塁打が、何と勝利を決定付ける満塁弾。2日前に古井(2年)と話題にしていた一発が現実となり、チームは一回の3得点に続き、この回一挙5点を加えた。

 1958年に初出場して以来、12度の夏の甲子園出場を誇り、74年には日本一にも輝いた古豪。バックネット裏には、伝統校らしく野球部のOBが並び、応援に熱がこもった。

 73年の2回戦では、江川卓を擁する優勝候補の作新学院(栃木)を相手に延長十二回を演じた同校。“怪物”から押し出し四球を選び、サヨナラ勝ちをつかんだ長谷川泰之さん(63)は、鉢巻き姿で観戦し「常に(次の)塁を狙うプレーをしてもらいたい」と、後輩のさらなる奮闘を願った。

 大会前にOB会で3年生に焼き肉をふるまったOB会長の篠塚和男さん(67)は「(サッカーW杯の)日本対ベルギーのように、力の差があっても善戦することがある。今まで練習してきたものを出し切ってもらいたい」とエールを送った。

 最後の甲子園出場は2005年。近年は聖地から遠ざかっている。100回目の記念の夏に“黒潮打線”が復活を期す。

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