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<磯遊び体験>「番神自然水族館」60年ぶり復活 新潟

7/14(土) 10:08配信

毎日新聞

 新潟県柏崎市の番神・西番神海水浴場に今年、自然の岩場を利用した「番神自然水族館」が60年ぶりに復活した。同市に日本海側初の海水浴場が開場してから130周年に当たることを記念して市などが企画したもので、インストラクターの指導を受けながら多くの親子連れが昔ながらの磯遊びを楽しんでいる。【内藤陽】

 昨年は天候不順のため市内の海水浴場の入れ込み客は例年より20万人少ない60万人にとどまった。今年は昨年以上の来訪に期待がかかる。

 このため市などが用意したのが「番神自然水族館」での磯遊び体験だ。同水族館は自然の岩場に取ってきた魚を放す生けす式で、地域住民の有志が1932年に整備。戦時中の休止を挟み、50年に再開したが、波による浸食で岩が崩れ54年には水族館としての役割を終えた。その後も休日などに浅瀬で小魚やカニなどを取って遊ぶ人の姿も見られた。

 今回は県立こども自然王国(中村和成館長)のインストラクターが安全を確保し、魚やイソギンチャクなど海の生物観察を指導してくれる。家族で参加した市内の会社員(37)は「上越出身で磯遊びはしたことがなかったが、参加してコツがつかめた。子どもを連れて遊びに来られる」と話した。ウミウシを捕まえた長岡市の小学4年、桜井日向太さん(9)は「いろいろな魚がいて楽しかった。また来たい」。中村館長は「子どもたちには指導しなくても磯遊びができるようになってほしい」と話した。

 同自然水族館体験は8月19日までの土日曜、祝日午前10時からと午後1時半からの1日計2回。参加料500円。予約受け付けは火~日曜で同自然王国(0257・41・3355)。

最終更新:7/14(土) 10:08
毎日新聞