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阪神・金本監督、ゴジラに貧打?心配されたけどスター育てて後半戦逆襲や!/球宴

7/14(土) 7:00配信

サンケイスポーツ

 マイナビオールスターゲーム第1戦(13日、全パ7-6全セ、全パ1勝、京セラ)今年1月に野球殿堂入りした阪神・金本知憲監督(50)、松井秀喜氏(44)、原辰徳前巨人監督(59)の表彰式が13日、「マイナビオールスターゲーム2018」の第1戦(京セラ)前に行われた。控え室で松井氏に「大変そうですねえ」と心配された金本監督は、「子どもたちが憧れるような選手を育てていきたい」と宣言。改めて若手育成を誓い、後半戦に臨む。

 決意を新たにする、夢舞台となった。原氏、松井氏という巨人のレジェンドと再会した京セラドームの控え室。金本監督は、日本時代にしのぎを削った日米通算507発の“ゴジラ”から心配されたことを明かした。

 「『大変そうですね』『大変ですか?』と言われたんかなぁ。どういう意味か(笑)」

 人気球団の阪神を指揮して3年目。勝負の年と位置づける今年は前半戦3位も、借金3だ。何より、チーム打率がリーグ最低の・243-。

 「あぁ。打てんから、大変や」

 金本監督はジョークで返して、松井氏を笑わせたというが…。11日の前半戦の総括会見では「野手に関しては計算違いが多い」と吐露した。育成の道のりの厳しさは身に染みてわかっている。だからこそ、挑む。直後の殿堂入り表彰式。キラキラとした目で球宴に駆けつけた子供たちを前に、力強く宣言した。

 「野球界の発展ということでも尽力していきたい。まずは子どもたちに野球の楽しさ、素晴らしさを伝えていき、今、指導者として現場にいますが、子どもたちが憧れるような選手を育てていきたいと思っております」

 4人が出場している球宴だがファン投票では球団9年ぶりに0だった。それが現実。しかしスター候補がいないわけではない。「陽川の顔じゃ、無理かな?」。売り出し中の“虎のゴジラ”を引き合いに笑ったが、すぐに真顔になった。

 「スター性をもった選手はいると思う。名前は挙げませんけど。ファンが見たがるような、その選手の打順がまわるごとに(テレビの)チャンネルを変える(合わせる)ような。俺もそういう経験があるから。そういう選手を作っていきたいという思いもあるし、なって欲しいと思う」

 あえて名前は挙げなかったのは、全員に可能性があるからだ。陽川や高山、大山、北條、中谷ら期待の若手はいる。簡単には成長できなくても、地道に継続すれば必ず花は咲くと信じている。

 自身が初めて親に買ってもらったグラブは原氏のモデルだったという。

 「原さんにも憧れていたし、もちろん(地元)カープの(高橋)慶彦さんとか(山本)浩二さんにも憧れた」

 ちょうど1年前。同じ殿堂入りで表彰された元阪神監督の恩師、星野仙一氏(享年70)も生前、野球人気の上昇、底辺拡大を訴え続けていた。その思いを受け継ぐ。

 自らのレリーフに「実感あるね。重たい」と目を細めた。この感触こそ野球界発展に貢献しなければいけない重みだ。7ゲーム差で首位広島を追い、16日の巨人戦(甲子園)から後半戦に突入する。13年ぶりのリーグ優勝へ。虎からスターを輩出し、そして勝つ。自らの信念を改めて、胸に刻んだ。

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