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サッカーW杯ロシア大会 ルカク諦めない 2点差追走「チームのために」

7/14(土) 7:55配信

産経新聞

 ベルギーのエース、ルカクは、決勝トーナメントに入って3試合連続で得点がない。ただ、本人に気にするそぶりはない。「僕は得点するだけが仕事ではない。重要なのはチーム。個人ではない」と2日の日本戦で、後半ロスタイムにマークを引きつけてシャドリが走り込むスペースを作るなど、最前線で献身的なプレーを見せてきた。

 身長190センチ、体重94キロの肉体を生かした競り合いの強さは他の追随を許さない。運動量は多くないが、一瞬のスピードも一級品。準々決勝のブラジル戦では、最高で時速32・83キロを記録し、ネイマールらを抑えて両チーム最速だった。所属するイングランド・プレミアリーグの強豪マンチェスター・ユナイテッドでも絶対的エース。強さと速さを併せ持った強力なストライカーだ。

 チームは出場全32チーム中で最多の14得点を挙げてきた。3位決定戦のイングランド戦でも、攻撃的姿勢は変えず、E・アザールやデブルイネらと攻撃陣を引っ張る考えだ。勝てば過去最高成績だった1986年メキシコ大会の4位を上回れるとあって、チーム全体の士気は高まっている。

 得点王争いトップのケーンとは2点差。逆転できるのであれば、取りたい勲章でもある。何より自らの得点で、チームに勝利が近づくことも分かっている。

 「ゴールは決めたいけど、チームのために戦う」。常にそう強調してきた25歳は、3位決定戦の舞台でも、戦い方を変えない。(小川寛太)

最終更新:7/14(土) 7:55
産経新聞