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サッカーW杯ロシア大会 ケーン得点王へ 必勝態勢で4年後につなげる

7/14(土) 7:55配信

産経新聞

 6得点で得点王争いのトップを走るイングランドのケーンは今、誰よりも得点を欲している。決勝トーナメントで挙げた得点は1回戦のコロンビア戦でPKを決めた1点のみで、チームを52年ぶりの決勝に導けず、エースとして、主将として責任を感じているからだ。

 準決勝のクロアチア戦は、前半30分にGKと1対1になった場面はオフサイドとなり、決定機はほとんどなかった。「とても失望している」と試合後に放った言葉は、敗れたチームだけでなく、無得点だった自身に投げかけた言葉でもある。

 1対1の強さだけでなく足元の技術にもたけ、2017~18シーズンはイングランド・プレミアリーグで3年連続得点王は逃したものの、自己最多の30得点を記録。スペイン1部のレアル・マドリードなど強豪が興味を示す逸材だ。今大会は1次リーグ初戦のチュニジア戦で、チームを勝利に導く2得点。続くパナマ戦では3得点したが、その後は勢いを失った。

 平均年齢25・7歳の若いチームには3位という結果も重要だ。1次リーグでは敗れており、今回は現状のベストメンバーで必勝態勢。ケーンが勝利に導く得点を挙げ、3位と得点王の称号を両取りすることが理想だ。

 24歳と若く、チームとともに今後のさらなる飛躍も期待され、「(W杯で)大きな経験をした。未来は明るい」と自身も手応えを得ている。2年後の欧州選手権、4年後のW杯につながる一戦で勝利とタイトルを手にする。(小川寛太)

最終更新:7/14(土) 7:55
産経新聞