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流血山中、V2失敗…2階級制覇目標に再起かける/BOX

7/14(土) 7:00配信

サンケイスポーツ

 プロボクシング・WBO世界ミニマム級タイトルマッチ(13日、神戸市立中央体育館、観衆=2200)王者の山中竜也(23)=真正=は7回にダウンを奪われるなど0-3の判定で敗れ、2度目の防衛に失敗した。厳しい減量から来年は1階級上のLフライ級に転向する予定だったが、王座陥落で計画は前倒し。2階級制覇を目標に再起を図る。同級3位のビック・サルダール(27)=フィリピン=は2度目の世界挑戦で王座奪取に成功した。

 左まぶた付近から流れる鮮血で、左半分の視界を失った。逆転を狙ったパンチはむなしく空を切る。2012年6月にプロデビュー戦を白星で飾ったリングで完敗。山中が王座から陥落した。

 「期待に応えられなくて申し訳ない。接近戦でもっと手を出さないといけなかった。判定になったときには負けたと思いました」

 バッティングで11回に出血。7回には唯一のKO負けを喫した4回戦時代の13年以来のダウンも奪われた。2分過ぎ、サルダールの右ストレートが顔面にヒット。必死に立ち上がったが、この回には両足がつる不運にも見舞われた。

 3月のV1戦後は祝いの席が続き、体重は62キロまで増えた。リミットより約15キロも重く、所属ジムの山下会長は「足がつったのは減量が原因だと思う」。さらにトレーニングで筋肉量が増え、ミニマム級で戦うのは限界だったのかもしれない。

 来年にLフライ級に上げる予定だったが、V2に失敗したことで計画は前倒し。山中は「このまま終わるつもりはない」と前を向いた。