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<ドキュメンタリー映画>香港「雨傘運動」描く 日本で公開

7/14(土) 12:00配信

毎日新聞

 2014年に香港で民主的な選挙運動を求めたデモ「雨傘運動」を描いたドキュメンタリー映画「乱世備忘 僕らの雨傘運動」が14日、東京都内の映画館を皮切りに全国で公開される。雨傘運動以降、香港では言論や集会の自由に対する中国当局の取り締まりが激しくなっている。香港在住の陳梓桓監督(31)は「多くの人に雨傘運動の意味を伝えるために、上映の場所をどんどん広げたい」と話している。

 映画は陳監督がデモに参加する若者らと出会い、設置したバリケードが警察に排除されるまでの79日間の戦いの様子や、参加者の心の移り変わりを描いた。

 デモ隊が一時占拠した香港中心部で野外英語教室を開く香港大学の学生や、連日仕事の疲れを抱えながらデモに加わった建設作業員の男性らが登場。家族の反対や運動の進め方に関する仲間との認識の違いに直面する10代、20代の若者の葛藤も映し出した。

 陳監督は「国や文化が違っても、自分たちの経験と結びつけて考えられるのが映画の力だ」とした上で、「日本には香港にはない民主主義と自由がある。映画を見ることで、政治への参加を考えるきっかけにしてほしい」と話している。映画はポレポレ東中野(東京都中野区)などで公開される。

最終更新:7/14(土) 12:00
毎日新聞

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