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<西日本豪雨>被災地猛暑 熱中症で搬送続出

7/14(土) 13:14配信

毎日新聞

 西日本豪雨の犠牲者は14日、200人を超えた。毎日新聞の午前11時現在の集計では、14府県で死者は202人に達した。安否不明者も依然として4県で40人いる。発生から1週間以上がたつが、人的被害は今も増え続けている。一方、被災地では猛暑日になる予想が出ており、熱中症が疑われる人の救急搬送が相次いでいる。気象庁は熱中症への注意を呼びかけている。

【浸水し、泥まみれになった自宅を片付ける女性】

 岡山県井原市や広島市東区などで14日、新たに計3人の死亡が明らかになった。警察や消防は救助、捜索活動を続けるが、厳しい暑さに加え、大量の土砂や流木に阻まれて難航。被害の全容は分かっていない。

 連絡が取れない人の安否確認も進んでいない。岡山県は倉敷市真備町地区などの安否不明者の実名公表を始めたが、同地区を含め6人と今も連絡が取れない。広島県は最も多い31人が安否不明となっている。

 一方、3連休は被災地を含む広い範囲で気温が高くなる見通し。この日は午前中から気温が上昇し、各地で30度を超えた。正午現在の気温は▽愛媛県大洲市35.9度▽岡山市34.8度▽広島市33.2度--など。倉敷市消防局によると、真備町地区で14日午前、熱中症が疑われる男女7人が救急搬送された。最高気温は岡山市36度、広島市35度のほか、京都市は38度と予想される。気象庁は午前11時現在、39都府県で「高温注意情報」を発表した。

 西日本高速道路によると、一般車両を通行止めにしていた山陽自動車道広島インターチェンジ(IC)-河内IC間(39キロ)は14日午前6時に開通し、9日ぶりに全通した。

【山下貴史、蒲原明佳】

最終更新:7/14(土) 14:55
毎日新聞