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シャリフ元首相を拘束、収監=支持者が抗議デモ―パキスタン

7/14(土) 12:33配信

時事通信

 【ニューデリー時事】パキスタンの捜査当局は13日、海外での資産を隠し、課税逃れを行っていたとして汚職罪で禁錮10年の有罪判決を受けたシャリフ元首相を拘束、収監した。

 判決は6日に下されたが、シャリフ氏は病気療養中の妻の見舞いのため英国に滞在。13日夜に東部ラホールの空港に到着直後に拘束され、イスラマバード近郊の刑務所に移送された。

 空港や刑務所付近にはシャリフ氏の支持者が集まり、抗議デモを展開した。地元紙ドーンによると、約400人が拘束された。

 シャリフ氏の課税逃れ疑惑は、各国首脳らのタックスヘイブン(租税回避地)利用を暴いたパナマ文書で表面化。シャリフ氏は昨年7月、野党が要求した最高裁の調査に対して虚偽の証言をしたとして議員資格を剥奪され、首相を失職した。

 シャリフ氏は失職後も、議会の最大勢力イスラム教徒連盟シャリフ派(PML―N)の実質的な代表として影響力を及ぼしてきた。シャリフ氏の有罪判決と収監に反発する抗議デモが拡大すれば、25日に予定される下院選に向け、国内の混乱はより深刻化しそうだ。 

最終更新:7/14(土) 12:41
時事通信