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<もんじゅ>燃料取り出し機器 ナトリウムが固まるトラブル

7/14(土) 13:45配信

毎日新聞

 日本原子力研究開発機構が廃炉を進めている高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)で、核燃料を取り出す専用機器に冷却材のナトリウムが付着して固まるトラブルが起きたと、同機構が原子力規制庁に報告した。同機構は今月下旬に燃料取り出しを始める計画で、今回のトラブルで計画が遅れることはないと説明している。

 規制庁が公表した同機構との面談記録などによると、今月4日、原子炉容器などから燃料を取り出す専用クレーン「燃料出入機」の動作確認試験中、燃料をつかむ装置で異常を知らせる警報が鳴った。調べたところ、装置にナトリウムが固着していたという。

 もんじゅは原子炉の冷却に液体ナトリウムを使う。3月に実施した前回の試験後、付着したナトリウムを長期間洗浄しなかったため固まったとみられる。すでに洗浄し、装置が問題なく動くことを確認したという。規制庁は同様の不具合が別の機器でも起こらないか確認するよう同機構に指示した。【鈴木理之】

最終更新:7/14(土) 16:11
毎日新聞