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「すし食べたい」救出の少年、19日にも退院 タイ洞窟

7/14(土) 16:54配信

朝日新聞デジタル

 タイ北部チェンライ郊外の洞窟から救出され、検査などのために入院している少年ら13人について、タイ保健省は14日、健康状態に問題はなく、19日にも全員を退院させられる見通しだと発表した。予定通りにいけば少年らは、6月23日に洞窟に閉じ込められて以来、約1カ月ぶりに自宅に戻れることになる。

【写真】病室で、「全ての人に感謝します」などと話す、エカラット・ウォンスッチャン君(タイ保健省提供)

 同省によると、8日から10日にかけて救出された少年らは、病気への感染もなく、精神的にも安定しているという。全員が家族らとすでに面会した。精神科医から、家族と一緒に過ごした方がいいとの助言もあり、数日中に退院させる方針を決めたという。

 退院後も、地元の病院が1カ月ほど様子を見るという。保健相は「家族や友人と過ごす時間が大切だ。ただ、まだ精神的にも回復の途上なので、周りに聞かれて今回の経験を思い出し、精神的に悪影響を及ぼさないかは心配している」と話した。

 同省は、少年らが病室で絵を描いて過ごしたり、笑顔でピースサインをしたりする動画も公開。動画の中では一人ひとりが「世界のすべての人に感謝します」「(退院したら)すしを食べたい」などと話した。(チェンライ=染田屋竜太、野上英文)

朝日新聞社