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Unique Melody“究極の”「MAVERICK II Re;」、桐を使ったヘッドフォンが進化

7/14(土) 16:54配信

Impress Watch

 国内外から多くのブランドが出展する、国内最大級のイヤフォン&ヘッドフォン体感イベント「ポータブルオーディオフェスティバル2018夏 東京・秋葉原(通称:ポタフェス)」が、7月14日、15日に開催。会場は秋葉原にあるベルサール秋葉原で、入場無料。ここではミックスウェーブやオンキヨー&パイオニア、オーディオテクニカなどのブースをレポートする。

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■ミックスウェーブ

 多数のイヤフォンが展示されているミックスウェーブのブース。中でも注目は、2017年秋から開発に着手したという「究極のMAVERICK II」こと、Unique Melodyの「MAVERICK II Re;」。9月、10月頃の発売を目指しており、価格は未定だが、MAVERICK IIよりは高価になる見込みだ。

 「Re;」には「Redo(作り直す)、Re-master(リマスター)、Reborn(生まれ変わる)」など様々な意味に加え、マルタ語で「王(キング)」も意味し、「正真正銘、“究極のMaverick II”」になるという。

 Beat Audioの代表・Arionからの協力も受け、特注のイヤホンケーブルを純正ケーブルとして付属。ケーブルによる、音の鮮度や情報量の向上も手伝い、「音のチューニングはしやすく、より細かなところまで音を追い込むことができた」という。

 筐体は特別なアビスブルーカラーで仕上げ、深海のような青色のグラデーションやレイヤーが見える。

 同じくUnique Melodyから「3DD-Ti」という製品も展示。日本での発売や価格は未定。

 Unique Melodyが開発した異なる3基のダイナミック型ドライバーを、マルチドライバーデザインで搭載した。最新のチタニウム3Dプリンターで筐体を製作しており、丁寧な磨きによって光沢もあり、デザイン的な美しさも特徴。「サウンドデザインだけでなく、筐体デザインも含めユニークなデザインでまとめている」という。付属のキャリングケースは韓国Dignis製。

 また、香港のカスタムイヤフォンメーカー・FAudio(エフオーディオ)のユニバーサルモデル、4機種も展示。Major、Harmony、Chorus、Passionの4機種で、音も体験できる。音質だけでなく、筐体の質感やデザインもハイクオリティだ。

 Beat Audioの新作ケーブルで、現在ミックスウェーブのページでスタートアップキャンペーンとして、優待価格(税込58,000円/JH Audio向けは78,000円)で販売している「Hadal」(ヘイダル)も出展。

 最大の特徴は、「深海」をモチーフにしたアビスブルーのシースで、非常に珍しい素材を使っているという。光の加減で色味が変わり、青から深い紫へのグラデーションが美しいケーブルになっている。

 導体は、銀をベースに作られた特殊合金素材。分子構造レベルでチューニングを行ない、一つの特別な特殊合金素材を作り出しているという。BillowやPrima Donnaなどのアップグレードケーブルでも、この技術は使われている。

■オンキヨー&パイオニア

 オンキヨー&パイオニアブースでは、「桐」素材と「彫り」構造を応用した、独自の音響技術を採用するヘッドフォンを参考出品。開発段階のものを、限定展示する。過去にも出展されていたが、その進化した姿が確認できるほか、設計者も出席。独自技術や構造について説明してくれる。

 ポータブルオーディオプレーヤー「DP-S1A」、「XDP-20」の公開前の最新ファームウェアを搭載した実機も展示。「CDレコ」を使ったCD取り込み機能、aptX HD対応といった新機能をいち早く体験できる。

 さらに、パイオニアの人気イヤフォンの一斉展示や、アニメなどのコラボ製品も一斉展示。「アイドルマスターミリオンライブイヤホン」、「ポプテピピックイヤホン」、「ウルトラ怪獣娘イヤホン」、「エヴァンゲリオンイヤホン」などが見られる。

■オーディオテクニカ

 注目は、同社初の左右完全分離型イヤフォン「ATH-CKS7TW」だ。8月3日発売で、価格はオープンプライス。店頭予想価格は2万円前後。カラーはブラック、シャンパンゴールド、レッドを用意する。

 11mm径のSOLID BASS HDドライバを搭載し、迫力ある重低音再生を実現。コーデックはAACに対応。イヤフォンと連携するスマートフォン専用アプリ「Connect」も提供する。

 他にも、Bluetoothイヤフォン「ATH-CKS770XBT」と「ATH-CKS550XBT」、新開発11mm径ドライバ搭載でリケーブル対応の「ATH-CKS1100X」、同ドライバ搭載の「ATH-CKS770X」、9.8mmドライバの「ATH-CKS550X」「ATH-CKS550XiS」なども展示。

 さらに、SOLID BASSシリーズ初のワイヤレススピーカーとして8月3日に発売する2機種も展示。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は「AT-SBS70BT」が17,000円前後、「AT-SBS50BT」が10,000円前後。

■JVCケンウッド

 JVCケンウッドのブースでは、JVCブランドの“重低音&タフボディ”な「XX」シリーズの新製品を2機種紹介。8月上旬発売で、シリーズ初の左右完全分離型イヤフォン「HA-XC70BT」と、約40時間再生が可能なBluetoothヘッドフォン「HA-XP50BT」。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はどちらも15,000円前後。

 「HA-XC70BT」は、パワフルな重低音サウンドを、ケーブルを気にせず楽しめるという左右分離型イヤフォン。ハウジング全体をタフ・ラバープロテクターで覆い、衝撃からイヤホンを保護。“重低音&タフ”のコンセプトを継承しつつ、「今のストリートシーンを表現した、シンプルでスムースな形状と硬質で洗練されたハードなタフさを両立したデザイン」だという。

 ダイナミック型ユニットを搭載し、独自のエクストリームディープバスポートと組み合わせる事で、耳にフィットするサイズと迫力の重低音サウンドを両立。内蔵アンプにより低音を増強するバスブーストモードをON/OFFでき、好みに合わせて、より迫力のある重低音サウンドが楽しめる。

 ヘッドフォンの「HA-XP50BT」は、ハウジングに沿ってリング状に配置したリングラバープロテクターを採用。ドライバユニットを衝撃から守り、ハウジングの飛び出しを抑えたスリムなデザインを実現。

 40mm径のユニットを搭載。独自のエクストリームディープバスポートも組み合わせ、パワフルな重低音サウンドを実現したという。内蔵アンプにより低音を増強するバスブーストモードもON/OFF可能。約40時間の長時間再生が可能な点も特徴だ。

 また、発売中のハイレゾ対応イヤフォン「SOLIDEGE 01 inner」(HA-FD01)の新展開として、交換用試作ノズルの聴き比べも実施。HA-FD01は、筐体のノズル部分が交換できる「Jマウントノズル交換システム」を採用。標準でステンレスのノズルが装着されているが、チタン製のもの、真鍮製のノズルを同梱。その3種類をユーザーが付け替えて、好みの音を追求できるようになっている。

 ポタフェス会場ではこの交換ノズルのバリエーションとして、純チタン、リン青銅、無酸素銅の試作機を用意。来場者が聴き比べ、好みの試作機を選ぶ人気投票を行なっている。この交換ノズルをどのように製品化していくかは、まだ検討段階だという。

■宮地商会M.I.D.

 ADVANCEDの最新モデルを出展。いずれもユニバーサルタイプのイヤフォンで、「M5-1D」はシングルのダイナミック型ユニットを採用、振動板はピュアベリリウム。「まとまりのあるサウンドながらワイドレンジ。抜群のバランス感を楽しめる」という。

 「M5-5D」は、ダイナミック型とバランスドアーマチュア(BA)×4基のハイブリッドタイプ。「細かな楽器のニュアンスも逃さない、くっきりとメリハリのあるサウンドに加え伸びの良い低域によりステージにいるようなライブ感を与えてくれる」という。

 「GT3」は、ステンレス筐体に独自設計のマルチダンピングダイナミックドライバを1基搭載。メタルボディならではのクリアなサウンドに加え、3種の着脱式チューニングフィルタも同梱。低・中・高音域のレスポンスの変化が楽しめる。

 ケーブルはMMCXの着脱式で、2種類のケーブルと、3種類のイヤーピースを同梱する。

■エレコム

 エレコムブースでは、8月発売予定の新製品「GrandBass」シリーズ3製品と、Bluetoothの「FastMusic」シリーズ1製品を披露。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は、2ウェイドライバ(8mm+10.5mm)の「EHP-GB3000A」が9,980円前後、12mm径ドライバの「EHP-GB2000A」が4,980円前後、10mm径ドライバの「EHP-GB10A」が1,480円前後。GB3000/GB2000シリーズはハイレゾ対応。

■光城精工

 光城精工のブースでは、初の完全オリジナル真鍮筐体を使い、MMCXのリケーブルにも対応したハイレゾイヤフォンのプロトタイプを展示。リケーブルは、“オーディオみじんこ”コラボモデルで、オリジナル新導体を採用する。バランス、アンバランスどちらでも試聴可能。

■COWON

 COWONブースの注目は、“ステルスデザイン”を採用したポータブルオーディオプレーヤー「PLENUE V」(PV-64G RD/SL)。7月21日発売で、価格はオープンプライス、店頭予想価格は34,800円前後。カラーはFormula Red、Frozen Silverの2色。

 下部に向かって薄くなっている“ステルスデザイン”が特徴。2.8型のタッチ液晶ディスプレイを搭載する。外形寸法は93.1×53.4×16.7mm(縦×横×厚さ)で、重量は100g。

 DACは「CS434121」を採用。FLAC/WAV/AIFF/AppleLossless/APE/MP3/WMA/OGGに加え、DSDの再生にも対応。PCMは192kHz/24bitまで、DSDは5.6MHzまでのネイティブ再生をサポートする(ファームウェアVer 1.10以降)。

 64GBのストレージメモリを搭載。128GBまでのmicroSDカードも利用でき、合計192GBまでの拡張が可能だ。

AV Watch,山崎健太郎

最終更新:7/14(土) 16:54
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