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獅子おどし祭りだ!西武・秋山、2年連続先頭弾&森がMVP弾/球宴

7/14(土) 5:00配信

サンケイスポーツ

 マイナビオールスターゲーム第1戦(13日、全パ7-6全セ、全パ1勝、京セラ)全パが全セに7-6で勝ち、昨季からの連勝を3に伸ばした。全パの「7番・捕手」で先発出場した森友哉捕手(22)=西武=が、2点リードの一回に3ランを放つなど、2安打3打点の活躍で最優秀選手(MVP)を初めて獲得した。「1番・中堅」の秋山翔吾外野手(30)は史上初となる2年連続の先頭打者本塁打を放ち存在感。真夏の祭典も「獅子おどし打線」が席巻した。

 腕がちぎれんばかりのスイングで22歳の若獅子、森が自身初のMVPをつかみ取った。

 「全部真っすぐできていたので、フルスイングしようと思っていた。松坂さんとはずっと対戦したかった。一生の思い出になると思います」

 2点を先制し、なお二死一、三塁で西武の大先輩、松坂と対峙(たいじ)。真ん中高めの137キロをガツンとたたき、右翼ポール際に3ランを運んだ。地元・大阪出身。スタンドから両親が見守る中での一発に「これ、いけるんちゃうかな」とMVPを予感し、全パが1点リードの九回二死無走者で小林(巨人)が左中間に大きな飛球を放った場面を「『入らんといてー』と思いました」と振り返り、笑いを誘った。

 2015年の第2戦(マツダ)に続く自身2戦連発。15歳下の森にとって松坂のイメージは「西武時代の印象はないけれど、メジャーでバリバリやっていたテレビの中の人」だという。6月17日の交流戦(メットライフ)では松坂が試合開始直前に背中の張りを訴えて登板を回避。待望の初対戦で結果を出した。 カコーン、カコーン。前半戦のパ・リーグを席巻した西武・辻監督命名「獅子おどし(本来の表記は鹿威し)打線」が球宴でも快音を響かせた。

 2年連続で真夏の祭典の号砲を鳴らしたのは全パの1番・秋山だ。一回先頭で松坂の内角低めの球をすくい上げ、右翼席へ運び、昨年の第1戦(ナゴヤドーム)に続く初回先頭打者本塁打。球宴史上初の2年連続の劇弾にも「いいポイントで打てたけど、もう一本打てればよかった」と悔しさをにじませた。

 球団として、パ・リーグを3連覇した1992年以来となるファン投票での6人選出を果たした今年の西武。浅村、外崎も安打を放ち、六回には山川が7点目となる中前適時打と全パの7打点のうち5打点を西武勢が挙げた。12球団トップのチーム打率・276、436得点を誇る強力打線は、スターが集う舞台でも、ひと際輝いていた。