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腰は「回すもの」ではなく「回される」もの。止める意識が飛距離を伸ばす【ゴルフ】

7/14(土) 12:05配信

みんなのゴルフダイジェスト

インパクトで腰を逆方向に切る「ツイスト」の動きをしようとしても、腰は遠心力で左に「回される」と“雑巾王子”こと武市悦宏は言う。著書「オレって、こんなに飛んだっけ?」からスウィング中の腰の動きと、アマチュアの“誤解”についてご紹介。

腰を「回す」「切る」意識が体の開きにつながる!?

ツイスト打法はインパクトで腰を逆方向に切る動きがカナメだけど、ひとつだけ注意してほしいのが、「そうは言っても実際に腰を逆方向に向けるのはかなり大変」ってこと。矛盾しとるやんけ! という批判は甘んじて受けます。

たとえば、僕のスウィング写真(写真1)を見てもわかるように、実際はインパクト後にバックルがヘッドと反対方向を向いているわけじゃない。でも、意識の中では完全に右に向けているんだ。繰り返しになるけど、スウィング中に生じる遠心力は“でら”強いから、いくら腰を反対方向に動かそうとしても、どうしても遠心力に引っ張られてしまう。

でも、考えてみてよ。思いっ切り腰を反対側に向ける意識でも、腰は左に「回される」んだよね? ってことは、意識的に腰を回すとか「切る」必要なんて全然ないってことにならない? むしろ、意識しちゃったら腰が回りすぎて、体が開くってことになっちゃうと思うんだ。

だから、ツイストは決して不自然な動きじゃなくて、もっとも効率よくスウィングするための当たり前の動きって言ってもいいと思うんだよね。

僕の感覚で言うと、バックスウィングで右折(ハンドルを右に切るときのような両腕の動き)して、切り返しで手首と右ひじをリリースする剣道の「面!」の動きをしたら、ダウンスウィングで左折(ハンドルを左に切るときのような両腕の動き)するのとほぼ同時に腰を逆方向にツイストしてインパクト。このタイミングばっかりは自分で身につけてもらうしかないから、どのタイミングで左折するのが自分のテンポやリズムに合うか、いろいろためしてください。

ちなみに、インパクトのあとには僕も一応フィニッシュの形を取るんだけど、これは正直に言ってただカッコつけてるだけ(笑)。一緒に回ってる生徒さんの目線を意識して、「ドヤ顔」してるだけだから、別に参考にしなくてもOKです。

「オレって、こんなに飛んだっけ?」(ゴルフダイジェスト新書)より ※webメディア向けに一部改変しています

みんなのゴルフダイジェスト編集部