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献上寒晒しそば祭始まる 茅野市内12店舗

7/14(土) 6:30配信

長野日報

 茅野市のそば産業推進会議と茅野商工会議所が主催する「第12回献上寒晒(ざら)しそば祭」は13日、同市内12店舗で始まった。夏においしいそばを食べるために昔の人が考え出した伝統製法のそば。各店では初日から寒晒しそばを目当ての客が多く訪れ、江戸時代に将軍家に献上されたというそばに舌鼓を打った。

 寒晒しは、秋に収穫した玄ソバを翌年の夏においしく食べるための伝統的な保存法。冷たい水や風に晒すことで保存性を高め、雑味のない甘みともちもちとした食感が引き出されるという。江戸時代には、高島藩と高遠藩のみが夏の土用に「暑中寒晒しそば」として将軍家に献上していたという。

 同市金沢の「勝山そば店」(宮坂新一店主)では、1日20食限定で提供。予約にも対応。寒晒しそばを目的に来店する人、メニュー表にある珍しいそばとして注文する人などさまざまだが、皆伝統の味を堪能。岡谷市から訪れた男性は、「もちもちとした歯応えが普段のそばと全く違う」と満足そうに2人前を平らげていた。

 祭や提供店に関する問い合わせは茅野商工会議所(電話0266・72・2800)へ。

最終更新:7/14(土) 6:30
長野日報

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