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意外と歴史が浅い「Disney」のロゴ。頭文字「D」が採用された経緯は?

7/14(土) 8:13配信

ギズモード・ジャパン

「D」だけでわかる個性的なフォントですが、そこにはちょっとした謎が。

映画やテーマパークを通じて、人々に夢を届け続けるDisney(ディズニー)。今では誰もが「Disney」と読めるあのロゴ・デザインですが……? 改めて見直すと手描き風で誇張が激しく、カーヴが大げさでけっこう読み難いフォントなんですね。

【画像】意外と歴史が浅い「Disney」のロゴ。頭文字「D」が採用された経緯は?

鏡写しの「G」みたいな「D」は、下からグルっと真ん中を突っ切るくらい線が伸びており、「i」の上の丸も大きく、「y」なんて殴り書きの「4」みたいな「p」みたいな、はたまたギリシャ文字の「φ(ファイ)」みたいです。

とはいえ、これは創設者ウォルト・ディズニーがいくつも持っていた署名のひとつ……というわけでもないのだそうです。それに意外にも、1980年代でやっとこのロゴに落ち着いたのだとか。

そこでユーチューバーのHank Greenが、ディズニーがこのロゴが採用された歴史を調べてみました。

ホントだ、昔のアニメ映画は今のロゴではありませんね。

1977年の『ビアンカの大冒険』までウォルト・ディズニーの署名が使われていた作品もいくつかありますが、長い間コレ!という決まりはなかったようです。そしてついに、1985年の『コルドロン』でシンデレラ城のシルエットと今のロゴの原型が登場。

この原型は遡ること1950年代のボードゲームに使われたロゴにも、ウォルト氏の署名にもソックリです。ですがいずれも「D」だけが違うんです。さらに調べると、現在の「D」に酷似したロゴは、1970年『おしゃれキャット』の最後に3秒ほど登場したものが初。しかし、これはウォルトが氏が関わらなかったデザインなんですって。

また、1980年代に立ち上げたホームビデオ部門では、映像が旧ロゴでパッケージには新「D」を使うというチグハグっぷりでした。それから間もなくして、シンデレラ城ロゴが広く使われるようになったようです。

以降このテキスト部分がグループ全体のロゴとして統一されることになったものの、依然として「D」のみがウォルト氏の署名ではないまま採用された謎が残ったのでした。

一体どこの誰が、どのような目的で『おしゃれキャット』の新「D」を持ってきて、ウォルト氏の署名とコラージュしたのでしょうか? ディズニー好きなら、ぜひともこのロゴにはそんな秘話があることを心得ておいてください。


Image: Ekaterina Kupeeva / Shutterstock.com
Source: YouTube
Julie Muncy - Gizmodo US[原文]

(岡本玄介)