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インバウンド誘致へ、ムスリム対応の店を周知 北海道・帯広商工会議所がスタンプラリー

7/14(土) 13:58配信

十勝毎日新聞 電子版

 帯広商工会議所(高橋勝坦会頭)は14日、「ムスリムフレンドリー(イスラム教徒にとって友好的な)」のメニューを提供する管内14飲食店を巡るスタンプラリーを期間限定で始めた。初めての試みで、5店舗回るごとにハラル(イスラム教上許された)大福を商品化した「とかち製菓」(中札内)の菓子をプレゼントする。

 帯商では、今後増加が期待されるムスリムインバウンド(訪日外国人旅行者)の誘客につなげたい考えで、小規模事業者に対し、需要開拓を図る狙いもある。昨年は管内の飲食店などに対応メニューを開発してもらい、マップを作製。国内外のイベントなどで配布してきた。

 今回は参加店で食事をしたり、商品を買ったりすると、スタンプがもらえる。ハラル情報を発信するスマホアプリと連携し、台紙に掲載されたQRコードをスマホで読み取ると、提供店の情報も見られる。

 インバウンドでも参加しやすいよう、スタンプ5個で(5店回って)プレゼントをもらえるようにしており、最高で3回交換できる。交換場所は、参加店でとかち製菓が運営する「シロマルカフェ」(同)と「とかち製菓アウトレット清流店」(帯広)。9月末までの開催だが、プレゼントされる和菓子は500個限定でなくなり次第終了する。

 台紙は3000部作製し、参加店や帯商などで手に入る。国の伴走型小規模事業者支援推進事業の補助を受けている。武田光史国際ビジネス推進室長は「海外からのムスリムツアー客へのPRはもちろん、帯畜大留学生やJICA(国際協力機構)研修員など中長期滞在者需要の取り込みを進めたい」と話している。(佐藤いづみ)