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市民に頼られる放送へ きたかみE&Beエフエム 開始向け準備着々【岩手】

7/14(土) 16:03配信

岩手日日新聞社

 7月下旬の開局を目指す北上市のコミュニティFM「きたかみE&Be(いいあんべ)エフエム」で、パーソナリティーも放送開始に向けスタンバイしている。運営事業者の北上ケーブルテレビ(KCTV)社員のほか、一般の市民パーソナリティーも出演する。災害時から日常まで市民に頼られる放送を目指し、13日も打ち合わせが行われた。

 コミュニティFMは災害時の防災情報発信を主眼に放送準備を進めてきた。KCTV(佐藤正昭代表取締役社長)は5月に総務省東北総合通信局から予備免許の交付を受け、6月に周波数が88・8メガヘルツに決定。同月から試験放送を重ねている。

 パーソナリティーは社員3人が務め、主に防災情報発信のため待機。市民十数人を有償で委嘱する市民パーソナリティーは、市内でのイベントや新規開店の情報など、地域に根差した番組に出演する見込み。

 同日は同市大通りのおでんせプラザぐろーぶ1階にある放送スタジオを見学。顔合わせも交え、番組のタイムテーブル確認などに当たった。

 社員パーソナリティーの鹿糠さつきさん(33)=花巻市出身=は「楽しいことが好きな人ばかり。市民の皆さんに愛される放送にできれば」と意欲を見せる。市民パーソナリティーは幅広い年代が務める。及川正男さん(69)=北上市二子町=は「緊張するが、古稀を前に新しいことに挑戦する」と張り切っていた。

 番組では市民パーソナリティーのほか、市内の高校の放送部など、多彩な層の市民に出演してもらう予定。ケーブルテレビの放送と連動した中継なども検討している。

 KCTVの田村隆コミュニティFM放送部長(69)は「西日本で豪雨災害が発生したばかり。防災が第一義の放送なので、スタッフ一同開局に向け意識を高めている。平常時は住民を主役にした放送を展開したい」と話している。

最終更新:7/14(土) 16:03
岩手日日新聞社