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【7月豪雨】捨てないで!泥で汚れた写真を蘇らせる応急処置法に注目

7/14(土) 11:30配信

FNN PRIME

西日本を中心に、土砂崩れや浸水などの甚大な被害をもたらした「平成30年7月豪雨」。
各地で懸命の作業が続く中、自宅が浸水被害にあい、思い出の写真が水や泥をかぶってしまった被災者のために、富士フイルムが公式サイトで公開している「被害を受けた写真・アルバムに関する対処法」が改めて注目されている。

【画像】思い出の写真残せる応急処置

捨てないで!写真は「洗える」

2011年の東日本大震災をきっかけに「写真救済プロジェクト」を立ち上げ、汚れてしまった写真を回収・洗浄し、持ち主に返却する活動の支援を実施している富士フイルムは「もし、写真やフィルムが水や泥をかぶってもあきらめないでください」と呼びかけている。

写真が水に浸かった時点で「滲んでしまう」「ふやけてしまう」というイメージがあり、諦めてしまう人は多いかもしれないが、店舗で現像した写真の大半は「銀塩写真」という、丈夫な写真用紙の上に塗った薬品を化学変化させて発色させているもの。
紙の表面にインクを乗せているわけではないので、水に濡れてもすぐに溶けてしまうことはないのだ。

ただ、写真が単に水に浸かってしまった場合はよく乾燥させればいいが、災害時は不純物の混じった泥水が問題になってくる。きれいな水で洗い流すことが必要だが、現在は水が不足している地域も多く、洗浄作業を行うことが難しい場合もある。
そこで、大切な思い出の詰まった写真を守るために、水が使えるようになるまでにやっておきたい応急処置を、富士フイルムの担当者にお話を伺いつつ、まとめた。

乾燥させる

(1)表面についた泥や水草をできるだけ取り除く。

(2)陰干しする。
アルバムごと水没した場合は、洗濯ばさみをアルバムのページに挟み、隣のページとくっつかないようにしたり、もしくは新聞紙などをページごとに挟み込んで水分を吸収させる。アルバムを分解することができる場合は、ばらして1枚ずつ陰干しにし、乾燥させる。

(3)乾燥後はできるだけ低温で暗所に保存する。


応急処置の一つは、写真を乾燥させること。
泥に浸かった写真で一番気にしたいのが、カビやバクテリアの繁殖だ。
写真本体やアルバムを生乾きのままにしておくとカビやバクテリアが繁殖し、写真の表面のゼラチンや色素が劣化して画像が失われてしまう。
できるだけ泥を落とした状態で写真を乾燥させることで、劣化を遅らせることができるのだ。

生乾きのアルバムから無理に写真を取り出そうとするとかえって傷めてしまうことがあるので、注意してほしい。
また、急いで乾燥させようとしてドライヤーなどを使うのは、写真が反ってしまう可能性があるためNGだ。

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最終更新:7/15(日) 19:08
FNN PRIME