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真備でディスカウント店営業再開 豪雨で水没、休業から8日ぶり

7/14(土) 15:29配信

山陽新聞デジタル

 西日本豪雨で大規模な浸水被害を受けた倉敷市真備町地区で、店舗再開の動きが出てきた。水没により休業していたディスカウントストア・ディオ真備店(同市真備町川辺)が14日、8日ぶりに営業を再開。他のスーパーやホームセンターも仮設店舗を準備するなど、生活を支える小売店の復旧が徐々に進んでいる。

 同店ではこの日、パンや弁当、飲料水をはじめ、トイレットペーパー、洗剤、マスクなど計約3千品目をそろえた。浸水で壊れた冷蔵・冷凍庫の代替機が十分に確保できず、品ぞろえは通常の半数程度という。

 終日、地元住民やボランティアが続々と来店。真備町地区に住むパート従業員女性(21)は「地元の店はどこも休業していて、食料を買いに行くのに数時間かかっていた。とても助かる」。親戚宅の復旧作業で訪れた会社員男性(26)=総社市=は「飲み物や食べ物が買えて、手伝いに来やすくなる」と話していた。

 同店は豪雨の影響で6日夜から休業。一時は高さ4メートルまで冠水し、全商品の廃棄を余儀なくされた。水が引いた9日昼から復旧に当たっていた。

 営業時間は当面午前8時~午後8時で、通常の24時間営業に戻るには2カ月程度かかる見込みという。店を運営する大黒天物産(倉敷市堀南)の大賀昭司社長は「『お客さまのために一日も早く』の一心で頑張ってきた。完全復旧を急ぎ、真備町地区の生活再建を支えたい」と話す。

 真備町地区では他に、天満屋ハピーズ真備店(同市真備町箭田)が17日から、移動販売車を活用した仮設店舗での営業を開始。生鮮食品や総菜、飲料、インスタント食品、日用品など400品目程度を載せた車両を店頭に置き、販売する。

 月~金曜日の午前11時半から午後4時まで営業。品ぞろえは利用者の声を聞きながら変えていく予定で、同社は「被災された方のお役に立てるよう、必要な物を提供したい」とする。

 コメリホームセンター真備店(同市真備町有井)も15日から仮営業を行う。