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福島県職員176万円着服 勤務中にパソコンで銀行振込伝票偽造

7/14(土) 11:59配信

福島民友新聞

 福島県は13日、県総合療育センター(郡山市)の男性主事(29)が、前任の情報政策課勤務時代も含め計約176万円を着服したと発表した。男性は発覚を逃れるため、勤務中にパソコンを使って銀行振込伝票を偽造するなどしていた。県は業務上横領容疑などで刑事告発する方針。
 県によると、男性は同課に勤務していた昨年4月~今年3月、市町村などで構成する任意団体「ふくしまICT利活用推進協議会」の経理を担当。昨年11月に福島市で開いたイベントの会場設営委託料など計113万124円を着服した。委託料を支払ったように装うため業務用の画像処理ソフトで日付や銀行の収受印を偽造していたほか、業者に支払いが遅れるとの連絡文書も送付していた。
 男性は4月に同センターに異動し、職員用駐車場を管理する職員の任意団体の支払い事務を担当。事務長から借りた通帳印を悪用し、団体の口座から無断で現金を引き出したほか、職員から預かった現金を入金せず計62万888円を着服した。
 着服した金はパチンコや生活費のほか、着服分の穴埋めに充てた。男性は「家族の介護や仕事のストレスでパチンコに行くようになった」と話しているという。男性は消費者金融などに約400万円の借金があった。着服分のうち79万4856円が弁済されていない。
 イベントの委託業者が6月末、委託料が男性個人の銀行口座から支払われていることを不審に思い、同課に連絡したことで発覚。男性への聞き取りで同センターでの着服も分かった。

最終更新:7/14(土) 11:59
福島民友新聞