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横浜緑園・釜利谷合同チーム、力合わせ初戦突破 高校野球南神奈川大会第4日

7/14(土) 6:00配信

カナロコ by 神奈川新聞

 第100回全国高校野球選手権神奈川大会第4日は13日、横浜スタジアムなど11球場で1、2回戦23試合を行った。

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 北神奈川は第1シードの慶応が6-1で昨夏ベスト4の日大に快勝。海老名は6-4で第2シードの法政二を下した。

 南神奈川は横浜緑園・釜利谷の合同チームが高浜に9-0で七回コールド勝ち。昨夏まで14年連続で初戦突破を果たしてきた横須賀総合は藤沢翔陵に3-7で敗れた。

 第5日は14日、サーティーフォー相模原球場など11球場で2回戦22試合を行う。

▽1回戦(藤沢八部)
横浜緑園・釜利谷
000 540 0-9
000 000 0-0
高浜
(7回コールド)

【評】投打のかみ合った横浜緑園・釜利谷が七回コールド勝ち。合同チームながら横浜緑園は創部初勝利を挙げた。攻めては小松の2ランなど13安打。打順を問わずバットが振れていた。佐藤、菅原の両投手も零封リレー。高浜は四、五回に左腕山崎が打ち込まれた。

 部員不足の学校を救済する制度ができて20年余り。横浜緑園・釜利谷が合同チームとして初めて、神奈川大会でコールド勝ちを飾った。「ずっと目標にしてきた1勝。(校歌代わりの)大会歌を聞いて実感した」という左腕佐藤の横浜緑園は、これが創部11年目で夏の初勝利だ。

 バッテリーがいい緑園と、打力のある釜利谷が互いに持ち味を出した。佐藤が5回無失点と好投すれば、釜利谷のスラッガー小松は四回に公式戦4本目となるアーチ。「振ったら飛んでいったという感じでした」と自信にあふれる。

 ともに、春の地区予選でペアを組んだ学校が人数不足を解消。巡り合わせで5月中旬に合流したばかりだが、「人数が少なくても野球がしたいという思いが伝わってきた」と釜利谷の田原昇監督(25)。準備期間の短さを、選手7人ずつの情熱で補った。神奈川では2001年に汲沢・豊田が初出場して以来、合同チームが1大会で2勝した例はない。「塗り替えます」と小松。節目の大会に足跡を刻むチャンスだ。