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【病院中毒死】防犯カメラにインスリン運ぶ姿 事件直後に

7/14(土) 7:00配信

カナロコ by 神奈川新聞

 横浜市神奈川区の旧大口病院(現・横浜はじめ病院)で2016年9月に入院患者の高齢男性2人が相次ぎ中毒死した事件で、殺人容疑で送検された同院の元看護師久保木愛弓容疑者(31)が、事件発覚直後、患者に投与予定のないインスリンを院内で運ぶ姿が、県警が設置した防犯カメラ映像に写っていたことが13日、捜査関係者への取材で分かった。神奈川署特別捜査本部が同容疑者に着目するきっかけになったとみられる。

 事件は16年9月20日に、点滴袋の液体に通常見られない泡立ちがあるとして同院が通報して発覚。これを受け、県警は男性らが死亡した4階病棟に暫定的に防犯カメラを設置した。

 捜査関係者によると、映像には同容疑者が糖尿病治療に用いるインスリンが入った複数の容器をトレーに載せてナースステーションを出ていく姿などが写っていたという。同容疑者が持ち運んだインスリンの容器を捜査員が調べたところ、中に空気が入っていたことも捜査関係者への取材で判明した。

 特捜本部は6月29日から同容疑者に任意で事情を聴き、同容疑者が男性2人の殺害を認める話をしたことから、今月7日に男性1人に対する殺人容疑で逮捕した。