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北朝鮮に残されハワイ経て68年ぶりに戻ってきたユン一等兵の遺骨

7/14(土) 16:21配信

ハンギョレ新聞

6・25参戦勇士のカトゥサ故ユン・ギョンヒョク一等兵、ついに帰郷 韓国軍当局が発掘した米軍の遺骨も故国に戻る

 韓米軍当局が6・25戦争(朝鮮戦争)で戦死した米軍と韓国軍の遺骨を1柱ずつを自分の故国に帰した。

 国防部遺骨発掘鑑識団は13日午前、国立顕忠院顕忠館で「韓米6・25戦死者遺骨の相互返還行事」を開き、米国が北朝鮮地域で発掘した国軍戦死者の故ユン・ギョンヒョク一等兵の遺骨を引き渡してもらった。ユン一等兵の遺骨は2001年、北朝鮮の平安南道价川(ケチョン)地域での朝米共同遺骨捜索の過程で、米軍遺骨と共に見つかった。ユン一等兵の遺骨は遺族の意向に沿って故郷の大邱(テグ)達城郡にある家族墓地に葬られる予定だ。

 一方、韓国軍当局も韓国で発掘した米軍遺骨1柱を米国防総省の戦争捕虜及び行方不明者集計国(DPAA)を通じて送還した。米軍の遺骨の身元はまだ正確に判明していない。国防部遺骨発掘鑑識団は2016年6月江原道鉄原(チョルウォン)蚕谷里(チャムゴンリ)無名1025高地での遺骨の発掘していたところ、この米軍戦死者の遺骨を発見した。遺骨発掘鑑識団は、精密鑑識で遺骨が欧州系であることを確認し、昨年、2回にわたる韓米共同鑑識を通じて、最終的に米軍であることが確認されたと明らかにした。米兵の遺骨は米8軍霊顕所を経て米国に送られる。

 国防部は2000年に遺骨発掘を開始してから合わせて10回にわたり、米軍の遺骨13柱と英連邦軍の遺骨3柱を米国に送還した。米国も朝米共同遺骨捜索を通じて北朝鮮地域で発掘した国軍戦死者の遺骨をそれぞれ2012年(12柱)、2016年(15柱)の2回にわたって韓国に送還した。

 一方、今回の行事には、故ユン一等兵の遺族やソン・ヨンム国防部長官、ビンセント・ブルックス国連軍司令官、マック・ケイグ米国防総省戦争捕虜及び行方不明者集計局長らが出席した。ソン長官は同日、追悼の辞を発表し、「現在、北朝鮮地域で発見された米軍の遺骨を送還するための朝米間協議が進められている」とし、「またいつかは南北が非武装地帯(DMZ)で共同で遺骨を発掘する日が来ると期待している。これに備え、私たちは遺骨発掘団の専門人材や予算を大幅に増やし、常時投入できる態勢を維持する」と明らかにした。さらに、「このような機会を通じて、私たちは朝鮮半島の平和と安定への道をさらに強固にすることができるだろう」と付け加えた。

 マック・ケイグ米国防総省戦争捕虜及び行方不明者集計局長は「我が国(米国)の戦死者とされる遺骨を引き渡してもらい、もっと重要なことには、米第1騎兵師団所属で勇敢に戦った故ユン・ギョンヒョク一等兵の遺骨を米国を代表して引渡すことができて光栄だ」と答えた。ブルックス国連軍司令官も「我々は戦闘で死亡した戦死者たちや行方不明者、捕虜に分類された方たちを絶対に忘れてはならないという思いでこの場に集まった」とし、「彼らを忘れずに記憶するのは、我々にとって最も低い段階の、最低限の責任であり、それより(我々が果たすべき)さらに大きな責任は、すべての行方不明者を見つけ出し、彼らの家族に返すことで、不確実さと苦痛にさらされてきた時間に終止符を打つことだ。今日、我々は2人の戦死者を数年間の探索や身元を確認するための手続きの末、家族のもとに返すことになった」と述べた。

ノ・ジウォン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)

最終更新:7/14(土) 16:21
ハンギョレ新聞